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2019.11.01
コーヒーブレイク-1

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10年以上前にペットチェーンさまからの依頼でセミナー講演した内容を紹介します。
この時は事前にスタッフの方から質問状を事前に受け取っておりその質問状に対しての説明がメインでした。
内容的には熱帯魚がメインの話でしたが、錦鯉にも通じることがありますのでよろしくお願いします。

はじめに観賞魚について簡単に述べます。
人間と直接触れ合って生活している犬、猫、鳥などと違って、観賞魚は水の中に住んでいます。
水は確かに人間にとっては、その生きている場所としては無関係の要素です。
しかしこのまったく異質の環境であるからこそ、結果として、アクアリストたちが他のペット愛好者よりも飼う魚の最適な環境を熱心に作り出そうとがんばっているのです。

つまり、観賞魚のさまざまな種類に適した、最も自然に近い環境を与えることは犬、猫、鳥などと
違い熱心さ、慎重さ、そして責任感を持って行う必要があり、常に努力を必要としています。
アクアリストは、理論と実際を学び、観察し、経験が必要なわけです。
それは「我々は水の中で生活した経験が無いからです」

その為に観察力は非常に大事な事です。
「今日の水の調子は、どうだい?」と言う感じで、魚になった気持ちで、魚に問い掛けてあげましょう。
魚の動きや餌喰いはもちろん肌の輝きも重要な観察と言えます。
但し多くの方は、この段階で終了されています。
即ち水が濁ったり透明度が悪いと「どうしてかな?」と思われるだけで放っとく方が多く見受けられます。
「pHはいくらなのか?」
「ろ過槽が詰まっていないのか?」
「ポンプの調子が悪いのかな?」とこの位は疑問に持ち行動を移されないといけないと思います。

このような事案を見逃すと必ず錦鯉は調子を崩すことは目に見えています。
調子を落とし薬品処理をし更に水質を悪くします。
錦鯉業界でも病気治療の事は、数多く話に出たり文献も多く書かれていますが、「病気になりにくい水質は?」と言う
話や文献が少ないことは非常に残念に思います。

イベントなどで弊社のブースに来られた方の多くが
「どうせ高い鯉を購入してもすぐに色艶が落ちたり死んだりするので安い鯉で十分」
「水換えやろ過槽の掃除が面倒なので安い錦鯉しか買わない。だってすぐ死ぬんだから」とか
言われる方を数多く見てきました。

その際に私が説明をしていくと「売りたいからそういうことを言うんでしょう」と言う方もおられ
「錦鯉を上手に育てようとするとお金がかかり手間暇がかかるとの固定観念」に囚われているようでした。
やはり水の中の事は良く解らないと諦められた方が多いのはいつも感じています。
基本を押さえておけば何とかなるんですけど!
私もこつこつとこのサイトなどで説明していきます。
いつものことで前振りが長くなりましたが、質問状の件については次回より説明していきます。

 

English Summary
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