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- 2022.09.22
- サヤミドロ-3
錦鯉業界で生産業者の方から「野池の泥質」と言う言葉聞くことが多くあります。
泥質とはまさしく「泥の質」と言う事になります。
では質が良いと質が悪いとはどういう事なんでしょう?
今回も泥に関しては不勉強で私なりの解釈で説明していきます。
色の違いとか、粘り気が多いとかの世界は分かりません。
確かに泥に含まれている鉱物により色は違うのだとは思いますが私はミネラルについて
説明していきます。
泥に含まれている栄養価(栄養分)即ちミネラルのバランスと量により「質」と言うものが
良い悪いと考えています。
1.栄養価の少ない泥
ミネラル成分が少ないもしくは偏っている。
ミネラルの個々の量が少ない。
2.栄養バランスと量が最適である泥
最適なミネラルが含まれている泥質のおかげで見事な生態系が出来ている野池。
環境に適応とは言い方を変えれば生き物が生きていくために変化
(進化)していかなくては子孫を残せないためであると思います。
汚れた水になればその水に対応するように生きていくようになって
います。
熱帯魚、水草、サンゴで経験しました。
私が興味があるのはきれいな水になればなるほど錦鯉は更に綺麗に
なるようなDNAを必ず持っています。
それを何度も錦鯉業者の方と共同で実験した時に経験済みです。
更にその上を目指したことでマイクロミネラルが開発できたと
思います。
ミネラルバランスの良い水には多くの生き物が生息しています。
生き物は全て酵素を持っています。
その生き物を錦鯉は捕食しています。
マイクロミネラルには多品種の酵素も配合しています。
サヤミドロの育つ環境にはミネラルバランスが必要という事に
なります。