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2018.10.12
一般ユーザー様からのメールのやり取り-8

オランダ2

(山村)
そうですか!pHでしたか!
良かったですけどどうしてそこまでpHが落ちたのかが謎ですね!
通常生物ろ過が効いていないと確実にpHがそこまで落ちますがもし生物ろ過が問題でなければ何なんでしょうか?
PSB商材は使用していないですよね?

いずれにしてもカキガラは、正解です。
しかしこういっては失礼ですけどかなりノウハウがレベルアップして私も大変うれしく思っています。
またレポートよろしくお願いいたします。

2016年2月
(ユーザー様)
お世話になります。

遅くなりましたが今年も宜しくお願い致します。
池の水、やっと底まで透明になりました。
数値も安定しております。
少し薄緑に色が付いています。

これは魚にとっては良い水だと認識しておりますので、問題は無いでしょう。
後は、温度が20度前後になった時の水換わりだけ上手く乗り切れば今年の飼育は楽しくなりそうです。

今現在、水温4.3度。
全26本中、7割程度が、泳いでいる状態です。
またご報告いたします。

(山村コメント)
ここで『水変わり』について少し説明いたします。
これは錦鯉業界で言えば稚魚池や野池で起こる現象で水車や噴水では対流が上手くいきません。
すなわち太陽により温められた表層水と冷たい深層水の間に存在する水温が急激に変化する層のことです。
水温躍層を境にして上層(表層)と下層(深層)では密度が大きく異なるため、ほとんど水が交流することはなく水質的に異なる環境が作り出されます。

簡単に言えばお風呂に入った時、上の方は丁度良い湯加減なのに下は冷たい水といったことの経験はありませんか?
この温度の境が水温躍層(サーモクライン)です。
これは、水が温度によって比重が違うために起こります。
特に日差しの強い夏場に起こりやすいのですが、太陽の陽射しによって水面が暖められ水温が急激に上昇して
いくと温度の差が生まれます。

水は温度によって溶けている酸素量も変わってきます。
一旦、この水温躍層ができると、この層を境に上と下の水は別ものとなり、全体が混ざりにくく なります。

ちなみに錦鯉生産者の方が「野池の水変わり」と言う現象を「ターンオーバー」と言い、水温が下がってきて躍層に穴が空き壊れてくると上の層の重みで下の層が吹き上げられ全体の水が混じり合う現象です。
植物プランクトンも急激な水質や水温変化の為に死滅して一気に池全体に拡散されてバクテリアの分解能力も超えますし
バクテリアが有機物を分解する際に消費される酸素量が増すので酸欠状態の水になり易くなります。

こうなると酸素の少ない水が全体に広がるわけですから錦鯉のコンディションも悪くなり、
一時期、活性が下がりますし体調を崩したりして病気になる危険性があります。
しかし池全体の水が循環しだすわけですからしばらくすると全体の環境も回復するため魚が広範囲に散っていくわけです。

ただしこの「水温躍層」は野池、稚魚飼育においては防がなければならない重大な問題です。
すなわち表層水と深層水が一気に混ざることを水変わりと呼ばれています。
(山村)
こちらこそよろしくお願いいたします。
私は年明けから風邪をひき1月末の東京大会まで調子が悪い状態でした。
おまけにセミナーで発表しないといけないので大変な年初になりました。
今年は何とか良い結果をお聞きしたいので期待しています。
何れ「月刊錦鯉」で掲載されると思いますが東京セミナーで話した内容を下記にメールいたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
(東京セミナーについてはShinsuke社Webサイト「酵素セミナーについて1~4」を参照してください。)

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