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2019.01.11
質問「水がきれいにならないのは何故?」-1

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数多くのお客様から様々な質問や相談があります。
その一例をご紹介していきます。

1.一番多いのが「水がきれいにならない。」
きれいにならないの中にも下記のような色んなケースがあります。

a.どろんとして透明感が無い。
b.水面に白い泡が出る。
c.茶色や緑色に変色する。

結論から言えばろ過槽内のバクテリアが少なすぎる事です。
a.は、水中に溶けだした有機物(餌の食べ残しや錦鯉の糞尿など)を餌に雑菌が繁殖したために起こる現象です。
砂糖に群がるアリのように。
そこに餌があるから大発生します。

b.は、有機物(餌の食べ残しや錦鯉の糞尿など)に含まれている「タンパク質」がバクテリアに分解されずに
水中を漂っているものが集まり白い泡となっています。
この状態を放置しているとろ過槽内に必ずヘドロが溜まりpHが低下して粘膜が剥がれ、ヘドロを繁殖地とする病原菌濃度は高まります。

c.は、生物ろ過(バクテリアによるろ過)が機能していない場合(ろ過材の選定ミス、ろ過槽内の酸素不足、バクテリアの不足など)
これについては以前私も水槽で実験をしましたが、循環ポンプを止めてやれば数日後には透明な水が緑色に変色します。
当然水槽にはエアーレーションをし錦鯉に餌もやりました。
この条件では生物ろ過は無いに等しい状態で餌の食べ残しや糞尿が池の中をぐるぐる回っていました。
屋内の直射日光が当たらない水槽でこうですから屋外の池では更に早く変色してくると思います。

すなわち有機物⇒無機物へ分解するバクテリアが多ければ緑色になりにくいという事になります。
※無機物=砂など。
緑色の正体は藻類などの植物プランクトンです。
夏場冬場によって違いますし飼育している錦鯉の数量(飼育数が多いと有機物の量が多い)餌の回数や品質、
水温や直射日光の量などにより変わってきます。

良く自然界のバクテリアが風に乗って飛んでくるのでバクテリアは使用しないで大丈夫と言う方がおられますが
確かに飛んでくることは間違いではありません。
ただし飛んでくる量が少なすぎるという問題があります。
続きは次回で説明します。

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