NEWS&TOPICS

2019.01.25
質問「ろ過効率について」-1

IMG_1040

今回は「ろ過効率」について説明します。
お客様より次のような質問が来ました。

「昨年池を新たに作ったのですがどうも水がどんよりして濁る感じです。
ろ過槽にはバイオスポンジを設置してBacto Powerも定期的に使用しています。
循環ポンプが小さいのか不安に思っています。どんな基準で考えればよいですか?」

確かに水の循環スピードが、遅すぎても良くないだろうし早すぎても良くないでしょうし?
皆さんはどんな基準に基づいて決められたのか私も実は聞きたい質問でした。

以前熱帯魚を販売していた時に水槽の上にある浄化フィルターの循環ポンプが回転数が落ちて
不良になった時、水がどろんとしてガラス面にコケが出て来る経験を何度もしました。
また海水魚の大型ろ過器に大き目の循環ポンプを使用したら水が出来ない経験もしました。
すなわち有機物を分解してくれるバクテリアとドンドンと発生する有機物のバランスが良くないからでした。

以前も説明しましたが工場のベルトコンベアーのスピードと同じ理屈で余りにもゆっくりと流れると生産力が上がらず
また早すぎると部品を取り付ける時間が足りないので完成品が僅かしか出来ず不良品が出やすくなります。

今回のお客様は、2時間に1回転する循環ポンプを使用されてたそうでベルトコンベヤーが余りにもゆっくり流れ過ぎていたことになります。
池の中で発生した有機物を効率良くバクテリアのいるろ過槽に順序良く運ばれたら有機物が分解されて無機物に変えてくれるのですけど池の中で有機物がだぶついた感じだったのです。

間違っているかもしれませんが、仕事柄多くの錦鯉生産者の池を拝見してみると1時間に1度池の水が回転する循環ポンプが理想と考えています。
確かに池の水量とろ過槽の水量とのバランス、ろ過材の材質、飼育されている錦鯉の数量、サイズ等により大きく変わってきますが基本的に1時間に1回転がよろしいかと思います。

話しが少し逸れますが、関連していますので例として台所にある「換気扇」について説明していきます。
この換気扇サイズは多少の大きさは違いますが概ね一緒ですよね!
通常の料理をする際には何ら問題はありませんが、盆・正月に家族が集まり焼肉をした際にはこの1台の換気扇では
煙が充満して追いつかなくなります。

酷い時は寒い冬の時にも窓を開け無ければなりません。
一方焼き肉専門店では、大型の換気扇や鉄板の上に換気ダクトを設置している店も多いですね!

この換気扇がいわゆる池の循環ポンプと同じ理屈です。
もし焼き肉専門店で一般家庭の換気扇一つであれば店の中は先が見えない位に煙ってしまいます。
これではお客様も食事どころではないですよね!

池の中で発生する有機物を順序良く効率的にろ過槽に送り込むためには例外を除いて基本1時間に1回転のポンプが調度良いと思います。

English Summary
動画を見る