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- 2025.05.08
- 川とミネラルについて-3
3.アフリカのナイル川
アフリカのエジプトと言えば「ピラミッド」が一番に頭に浮かんでくると思います。
その次に砂漠をイメージできると思います。
エジプト北部の地中海沿岸以外の場所は、乾燥した砂漠地帯です。
内陸部にあるカイロ周辺ではほとんど雨が降りません(平均年間降水量は30ミリ未満)
それではなぜエジプトにピラミッドをはじめとするエジプト文明が栄えたのでしょう?
私も50年前にエジプトに行きましたがこんな不毛の土地で何で農業が出来るのか不思議でした。
エジプトを南北に流れる川であるナイル川の上流にあたるエチオピア高原では毎年7月くらいに
発生するモンスーンにより大量の雨水が注ぎます。
そしてナイル川の氾濫を引き起こします。
ナイル川の上流には「青ナイル」と「白ナイル」と言われる大きな2つの支流があります。
「青ナイル」は玄武岩の溶岩粘土の影響により茶色の水です。
玄武岩に由来するカルシウムやマグネシウムなどの栄養分を含む粘土を下流に運びます。
また「白ナイル」は途中湿地帯を通りフルボ酸や収穫量を増やすリンを下流に運びます。
この2つの川に含まれる栄養分(ミネラル)がナイル川下流に流れることによりまた
栄養豊かな土壌を流すことにより人々は肥沃な土壌を利用して農業を行い定住することが出来たのです。
これによりエジプト文明が開化したと言えます。
ミネラルというものは生命を育む素晴らしいものです。
錦鯉もミネラルを欲しています。
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