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2020.03.06
微量元素で探る 海と湖の化学-7

2017-1 (1)

最後に「野池環境」に近い話がありましたので補足しておきます。
水槽飼育にも参考になりますので説明していきます。

【湖の水質に影響する気象5因子】
湖の水質や生物生態は、気象5因子の影響を強く受けます。
中海・宍道湖の例を参考にして説明します。

1.気温
春先に水温が上がると植物プランクンとの増殖により水が濁り始め冬季に0.4ppmある
硝酸イオンは減少する(植物プランクトンがエサとなる硝酸イオンを食べるので)
栄養塩が枯渇すると湖水は一時期澄むが、湖底水温が20℃を越えると微生物(バクテリアなど)の有機物分解
が活発になり底泥から表層に栄養塩が供給され湖水はまた濁ります。
これで分かるのがバクテリアにも適温と言うものがあります。
当然3000℃で生息出来るバクテリアが存在するのも事実です。

2.気圧
海面は高気圧で下がり低気圧で上がります。
台風通過時は低気圧高潮が中海に流入する。
この気圧に関しては私も不勉強なので多くは知りませんが、低気圧では上昇気流が起きているので水中の酸素濃
度が薄くなります

3.降水
宍道湖の水位は基本的には降水量で決まるが、海水水位もかかわります。
大気圧の低い8月は海水位が高く輩出されないので湖水位も高い。
雨水が余りにも池に入り込むと酸性雨の影響でpHが下がります。

English Summary
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