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2018.02.23
水について-7

2017-2 (3)

私の元へ様々な質問来ますが池の状態や錦鯉の状態をお聞きする中で次のようなお答えを良く聞きます。

「水が透明だから大丈夫だ!」
「水は透明だが錦鯉の調子が悪いので薬品投与しました。」

水質検査はされておらずpHの認識もあまりなく「うちは地下水だから大丈夫です。」
「水道水だけどカルキは抜いてるから大丈夫です。」等々のお答えを良く聞きます。

私は思わず口の中で「う~ん!どう説明しようか?」と度々困ります。
「空気中で生活している身にとっては自分で経験していないので理解する事は確かに難しい事ですけど
錦鯉に取っては命に関わる事なんですよ。」こんな感じで説明をいつもスタートします。

確かに水は透明ですが、酸性の水なのか?アルカリ性の水なのか?
アンモニアは存在するのか?無いのか?

身近で例えると水は透明だが飲んでみると「甘い・苦い・塩辛い・酸っぱいなどなど」
この場合眺めているだけでは誰もわかりません。
飲むという行為により甘いとか苦いとかが分かります。
調理をするときに途中で味見するのと同じことです。

ここから少しレベルを上げて説明をしていきます。
「アンモニアはどこから発生するのでしょうか?」
池には錦鯉のエサの食べ残し(一部ろ過槽内で加水分解されたりします)、粘膜(24時間絶えず入れ替わりをしていますので発生します。人間の角質のような感じです。)排泄物、死んだ藻類の残骸、プランクトンの死骸、バクテリアの死骸などが常時出ています。

これらを総称して有機物と呼びますが有機物の分解過程で「有毒なアンモニアと無毒なアンモニウムが発生します。」
錦鯉を飼育していると必ずこの「アンモニアかアンモニウムが発生します。」
アンモニアとアンモニウムの比率はpH値によって決まります。
pH7以下においてはアンモニアの大部分はアンモニウムとなり毒性が無い事は分かっています。

従ってpH値を検査する事は非常に大事な事です。
当然アンモニア濃度も検査してください。
常に水の中にはアンモニアかアンモニウムが発生しています。
そしてアンモニウムイオンは、温度上昇やpH上昇で簡単にアンモニアイオンへ変わります。

これらを分解してくれるのが「バクテリア」です。
ですから生物ろ過は一番大事なろ過システムです。
皆さんBacto Powerを定期的に使用して下さい!

English Summary
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