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- 2024.05.24
- 海洋深層水とマイクロミネラルについてー8
生物である植物プランクトン・動物プランクトン・魚介類・海藻類など全てが「ミネラル(栄養)」を欲しています。
それは何故か?
生きていくためです。
エネルギーが必要だからです。
それもバランスの取れた種類と量が非常に大事なことです。
全ての生命の基本は「細胞」です。
細胞をうまく動かしていくためには「ミネラル」が最低限必要です。
われわれ人間が呼吸するために「酸素」が必要な事と同じことです。
ミネラルの少ない水で錦鯉は苦労しています。
苦しんでいるかもしれません。
骨細胞にも粘膜細胞にも色素細胞にも。
ミネラルが重要である説明を少し話題を変えます。
イワシは「梅雨の水を飲む魚」と呼ばれジメジメとした梅雨の季節においしさが増す食材であると言われています。
別名「入梅いわし」とも呼ばれています。
イサキやハモ、キスなども脂がのってきますが、代表的なのはイワシ(マイワシ)です。
梅雨の長雨で山などからたっぷりとミネラル(栄養)が河川に流れて海に流れ出し餌となる
プランクトンが増えるからです。
季節の恵みを受けた環境でたっぷりのプランクトンを食べ育った魚を梅雨時期に旬のものとして表現しているのでしょう。
寒さに備えて脂を蓄える秋のイワシも人気ですが、梅雨のイワシは一年の中でもっとも脂がのっていて美味しいのです。
ちなみにミネラル豊富な海洋深層水で生活している深海魚は美味しいとも言われています。
このようにミネラルは生き物にとって非常に大事なものです。
海洋深層水は「マイクロミネラル」の開発の原点のひとつでもありました。