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2024.05.31
海洋深層水とマイクロミネラルについてー9

東京大会 (5)マイクロミネラル サイトup用

 

以前テレビで見た海洋深層水の内容をこのシリーズの最後にします。
場所はメキシコでした。

深海から大量のミネラルを含む栄養塩豊富な海洋深層水が表層に上がってくると即座に
植物プランクトンの爆発的な増殖が始まる。

するとそれを食べる動物プランクトンにとって好適な環境になる。
さらにそれを食べるアジやイワシなどの小魚が現れる。
最終的には、小魚を狙うカツオドリなどの海鳥、イルカやマグロ、カツオ、カジキ、サメなど海の高次消費者、時には巨大なクジラまでもが集まってくる。
こうして植物プランクトンの発生を起点に次々と上位の栄養段階の生物が現れ一つの生態系が形成される。

湧昇が一時的なものであれば、その終息とともに植物プランクトンも減少、高次の消費者も次第に姿を消していく。
しかし一部の沿岸地域ではある程度の継続的な湧昇がありそれにより豊かな生態系が形成される場所がある。
その場所がまさしく今回研修した「ハワイ島」でした。

海洋深層水で養殖した海藻をアワビの餌として養殖をされていました。
まさしく食物連鎖の考え方をベースに自然の恵みを利用されていた素晴らしい養殖場でした。
一見アワビと錦鯉は別物と思われるかもしれませんが、我々の祖先の生命のスタートは「真核生物」です。
真核生物から枝葉が分かれるように植物であったり昆虫であったり動物であったり魚類であったり人間などに
進化してまいりました。

これら植物、昆虫、動物、人間、魚類など全て細胞を持っています。
全ての細胞は「ミネラル」を栄養として生きています。
栄養が豊富にあれば細胞は「活性化」します。
すなわち非常に元気になります。
錦鯉生産者は主に地下水を使用されています。
もしその地下水にミネラルの偏りやミネラルの量が少なければ「錦鯉の細胞」はうまく活性化されません。
如何に遺伝的に優秀な錦鯉でもその能力は発揮できません。
これは細胞レベルで考えれば当然なことです。

「ミネラルプラス」「マイクロミネラル」はこうした課題をクリアするために開発された製品です。
細胞にバランの良い十分なミネラルを供給するという理論に基づいた製品です。
机上の空論ではなく実際に多くの結果が出ています。

再度の説明になりますが、重ねて下記に記しておきます。
「実際にこの私の仮定の話に大変興味を持たれた生産業者で2019年6月からミネラル成分の配合などを何度も
変えながら実験を検証いたしました。
そして翌年2020年の全日本錦鯉大会において総合優勝を勝ち取りました。
それも野池飼育ではなく泉水池飼育であることが分かると会場がどよめいていたことを思い出します。

その後その情報を知り使用された他の生産者の錦鯉が何度も全国大会で総合優勝をされたり
秋に日本各地で開催される農業祭において泉水池飼育の錦鯉が野池池上げの錦鯉に勝って
2年連続で総合優勝した実績があります。
私の中で「マイクロミネラル」が錦鯉飼育環境にマッチングしたことを実感したのは2022年の秋でした。
でも「ミネラルプラス」も併用されての総合優勝であったことを付け加えておきます。」

 

 

English Summary
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