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2017.07.19
稚魚池について-2

2017-2 (6)

前回に引き続き稚魚池について説明していきます。
有機肥料と無機肥料の違いとは

・有機肥料 – 枯葉や動物のフン、魚粉などの、生物由来の原料を使った肥料をいいます。
・無機肥料 -リン酸やカリウム、窒素など、成分そのもので構成されている肥料をいいます。

有機肥料、無機肥料と種類がありますが、押さえておきたいポイントは、どんな肥料を与えても植物が吸収するのは無機物の栄養素だけだということです。
即効性の無機肥料と土を育む有機肥料
「植物が無機物しか吸収しないのなら無機肥料だけを与えればいいじゃないか」と思うかもしれませんが、
一概にはそういえません。
無機肥料には即効性がありますが、それだけを与え続けると土がやせてしまいやがて花にも悪影響がでてしまいます。
有機肥料の場合は、肥料内の有機物を土壌のバクテリアが食べて無機物に変換してから植物に渡ります。

バクテリアが活発に働き、肥料自体も土に還るので土が豊かに育つのが特徴です。
土が豊かに育つという事は、ミネラルが豊富であると言えます。
またミジンコなどの動物プランクトンもミネラルたっぷりの植物プランクトンを食べますので結果的に稚魚はミネラルが体内に供給されます。
まさしく食物連鎖と言えます。
富栄養化により植物性プランクトンが、多量に発生した場合には、池をかき混ぜる事も効果的であるが
その際にもし稚魚が居れば一度に全体を混ぜる事は止めて、1/5程度のみ混ぜて5日後(期間はケースバイケース)に
また別の場所を1/5混ぜるようにして少しずつ混ぜていくほうが、良いと思います。

それは稚魚池底部に生活しているバクテリアに対するダメージを和らげるためです。
そしてもし水底がヘドロ状態であれば硫化水素やメタンガスを水中に撹拌してしまうからです。
もし稚魚が居ない場合でしたら一度に全体を混ぜて5日後に稚魚を放流してください。

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