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2025.03.07
邪馬台国とストロンチウムについて

マイクロミネラル   11Kg3333333 ミネラルプラス

先日テレビで邪馬台国の番組が放映されていました。
少しマイクロミネラルに関連する内容でしたので参考までに説明します。

邪馬台国は、朝鮮半島にあった狗奴国(くぬのくに)との戦いで相手の騎馬軍団により大敗を期したそうです。
日本列島に馬が登場するのは古墳時代中期、西暦5世紀初めころといわれています。
以上のことから4世紀終わりに朝鮮に出兵したヤマト王権の人が日本に馬を持ち帰ったと考えられます。
当時日本には馬がいなかったのかどうかわかりませんが、中国か韓国から馬を輸入して繁殖していたようです。

日本においての繁殖地は何処だったのかの検証がされました。
古墳から出土された「馬の歯」を分析したところ「ストロンチウム」の量が信州のある地域と合致したそうです。
ちなみにストロンチウムは石灰岩(炭酸カルシウム)や石膏(硫酸カルシウム)のカルシウムを微量置換して存在しています。

ガスコンロの炎を用いて炎色反応をさせたらストロンチウムは深紅色になりますが
これが錦鯉の紅に関係するのではないか?
ストロンチウムは骨の再生化に必要不可欠な要素で強固な骨格形成は健全に生体を育成するのに重要な働きをします。
そして骨芽細胞の産生を促進する働きもあります。
ストロンチウムはカルシウムと化学的性質が似ているため体内に入ると骨に集積しますが、徐々に代謝や排泄といった体の仕組みにより減少し最終的には便などと共に排出されます。
但し少量であれば有益ですが多量に体内に入れると非常に危険です。
水道水にも微量の人体に悪影響が出ない量にしてあります。

以前にもお話をしましたが「サンゴの成長にストロンチウム」を使用していました。
マイクロミネラルにも微量ではありますが配合しています。
金魚でも長野県の飯田琉金はまことに際立つ赤色をしていますが、これもストロンチウムのせいかな?
まあストロンチウムだけではないですけど。
信州地域は周りに高い山に囲まれていますので色んな岩石で形成されています。
当然山により岩石の構成は違いますけど。
雨や雪により溶解した「ミネラル」が集まる地域だからこそ飯田琉金が生産出来るのではないかと思います。

錦鯉もどん欲にミネラルを吸収しています。
水の世界を勉強することは非常に興味深いし楽しいことです。
その水に合うように体が対応しているしある意味進化しています。
錦鯉が持つDNAを最大限に発揮させるためには?
興味が尽きない!!

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