NEWS&TOPICS

2019.04.19
酸性土壌とアルカリ土壌について

Filter Sand(500g&10Kg)

農業の土壌について説明していきます。
土壌に関してpHは錦鯉飼育に関連していますので興味深い内容だと思います。

作物を育てる人がメディアで「土壌が酸性に傾いている」とか「アルカリ土壌だ」というワードを話されているのを聞くことがあります。
栄養の有無とは違い、酸性 or アルカリ性だと何がいけないのでしょうか?

実は土壌の酸性度は作物や植物の成長にとって大事な要素の一つです。
錦鯉も同じだと思います。

土壌が悪化していると土の中に生息しているバクテリアの生育環境が非常に悪くなり
作物に必要な栄養素が吸収されにくくなったり、根の成長障害や病気になってしまうことなどがあります。
(バクテリアが肥料を分解してくれるから根は肥料成分を吸収出来ます。バクテリアがいなければ植物は肥料を吸収出来ません。)
特に、日本は雨が多いこともあり土壌が酸性に傾いていることが多いので、土壌改良資材などを投入して、土のpH濃度をコントロールする必要があることが多いでしょう。

今回は、土壌の酸性度についてと土壌の酸性度をコントロールするために加える土壌改良資材について解説いたします。
そもそも土壌の酸性度ってどれくらいが理想なのでしょう?
土壌の酸性度(pH)は、「0(酸性)~7(中性)~14(アルカリ性)」の数値で表されます。

一般的に、作物の生育に適しているのは弱酸性(pH 6.5)と言われていますが、作物によってはアルカリ性よりの中性を好んだり、逆に酸性を好む場合もあります。

作物の適正pH
4.0~5.0 ブルーベリー、ラン
4.5~5.0 茶、ツツジ
5.0~5.5 柑橘類、クリ
5.6~6.0 サツマイモ、ラッキョウ、ニンニク、水稲
6.0~6.5 アスパラ、ネギ、白菜、レタスなど
6.5~7.0 ホウレンソウ、ブドウ

それぞれの作物に合わせた酸性度に土壌を保つことが大切なんですね?
錦鯉ではどうでしょう?
紅白の最適なpHは?
昭和三色の最適なpHは?
錦鯉でもpHやミネラルによって色素細胞に影響を与える因子が必ずあります。
一般的に日本の土壌は「酸性土壌」であることが多いので、まず多くの方が気になるのが「酸性土壌をアルカリ性に変える(中和する)方法」だと思います。

冒頭で「日本は雨が多いので酸性土壌になりやすい」と書きましたが、
雨によって土中のアルカリ成分(石灰成分)が流されてしまったり、雨自体が酸性であることが理由として挙げられます。
最近「雨のpH」を調べてないですけど15年前に計測した時はpH6.5でしたがタイ バンコクでの話ですから日本ではいくらくらいなのでしょう?

皆さん計測してみると面白いかもしれませんよ!
ちなみに地球温暖化の原因の一つに二酸化炭素濃度上昇だと言われています。
二酸化炭素は非常に水に溶けやすく空から降ってくる雨水が空気中の二酸化炭素を取り込んでしまうのでpHが低下します。

熱帯魚の水草水槽に酸素を入れずにpHコントロールを使用して二酸化炭素を入れていました。
水草が光合成して酸素を出しますので魚が酸欠になる事はありません。
また、作物を育てているだけで土はどんどん酸性に傾いていくことも知られています。
泉水池でも同じように100%酸性に傾いていきます。

その為にろ過槽にカキガラを入れられている人が多いともいますが、硬度が上がりすぎると肌を痛めますので計測は必ず必要です。
入れっぱなしは非常に危険です。
ある程度定期的に土壌の酸性度を確認して、中和する対策を取る必要があるのですが、
アルカリ性に傾けるにはどのような方法・資材があるのかを知っておきましょう。

泉水池でも定期的にpHを調べてみると生物ろ過が機能していないことも分かり水換えも長くしていないことも分かります。
ただし生物ろ過が機能していれば水換えも少し伸ばせますけど・・・。
Bacto Powerを使用すればpHも安定して水が汚れにくいです(硝酸塩減少の為にpH安定そして汚染物質を分解出来ます)
野池でも昨今の多雨によりpHもかなり下がり気味だと思います。

果たして錦鯉にとって良い事なのでしょうか?
何れは泉水池を野池環境にして飼育する時代が来ることでしょう!
もう既に実践されている生産者の方もいらっしゃいます!

English Summary
動画を見る