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2024.09.20
錦鯉ブランドについて-11

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山村「さてそれでは淡水飼育していると一番厄介な亜硝酸塩を説明していきます」
生産者「頭が固くなってきました」

山村「ほぼ全て新しい知識なので普通な事ですから大丈夫です。
メモしておけば後から何とかなりますし電話頂ければいつでも説明しますから大丈夫です」
生産者「それを聞いて少し落ち着きました」

山村「アンモニアより危険性が少し弱い亜硝酸塩を説明していきます。
まずは数値から
0.25mg/㍑  ⇒水質に問題あり
0.5mg/㍑   ⇒淡水魚には長期的には有害
1mg/㍑以上 ⇒ほとんどの魚にとって非常に危険
症状としては中毒症状が見られる、呼吸困難、眼の白濁、ふらふら泳ぐ、水槽、池の底に横たわる。
アンモニアの症状とよく似ています」
生産者「まずは良く分からないのでメモだけします」

山村「まずは少し整理します。
タンパク質⇒アミノ酸⇒アンモニア⇒亜硝酸塩⇒硝酸塩
タンパク質は”たんぱく質分解酵素や従属細菌(色んな種類の最近の総称)がアンモニアをエサにして
分解したらアミノ酸が残ったと考えてください。

アミノ酸が分解されてアンモニアになります。
アンモニアをエサとするバクテリアが分解して残ったカスが亜硝酸塩です。
ついでに先に説明しますが亜硝酸塩をエサとするバクテリアが分解して残ったカスが硝酸塩です。
硝酸塩まで説明しましたが、色んな酵素やバクテリアがろ過槽に存在しています。
それぞれ食べるエサが違います。
弊社のBacto Powerには10種類のバクテリアを配合しています。
アンモニアが好きなバクテリアとか亜硝酸塩が好きなバクテリア、硝酸塩が好きなバクテリアなどです」
生産者「ろ過槽の中で色んな生き物が活躍して汚れを浄化しているんですね?」

English Summary
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