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2024.11.15
錦鯉ブランドについて-19

東京大会 (5)

山村「人間でも暑さに強い人弱い人、寒さに強い人弱い人がいますよね?
良く体質が違うとか表現もしますよね?
環境が少し変化したら生物が死滅したら地球上に生物はいなくなります」
生産者「それでは水の汚れがひどくても逆に水が綺麗すぎるとこでも生きて行ける錦鯉が
生れて来ている事になりますかね?」

山村「素晴らしい発想ですね!良くそこにたどり着きましたね?素晴らしい。
そうです私は水が綺麗すぎる環境で生まれた来た錦鯉が顧客に最大にアピール出来るものと
確信しています。
でも水が綺麗すぎる環境が稚魚池では無理かと思います。
余りにも過密だし自然の土に生息しているバクテリア任せですから水は汚染されていきます。
綺麗になるはずだった錦鯉から死んでいくものと思います。
かなりの薄飼いであれば生き残れると思うのですがビジネス的には無理ですよね!」
生産者「綺麗な上流の清水でないと生きて行けない川魚のような話ですね」

山村「すいません硬度の話から話がかなり外れました。
ついでに導電率に絡んだ話を今後の参考になりかもしれませんので説明しておきます。
それは半導体製造に使用される純水の話です。
地下水にも水道水にも不純物は含まれています。
ミネラルウォーターにも含まれています。
今度ミネラルウォーターを購入した時にラベル表示を見てください。
カルシウム、マグネシウム、カリウムなどが明記されています。
不純物と言うと健康に害あるものと解釈されやすいですけど
純水とはH₂Oだけです。
何も金属イオンが含まれていない水と言えます。
地球上には存在しない水と言えます。

30年前にある半導体工場の工場長の方がお客様でいらして工場を
見せてもらう機会がありました。
半導体製造段階でハンダを使用します。
たまにテレビでハンダ接合する場面が出ています。
ハンダ接合する機械が右左とすさまじい速さで動いているのです。
その後ハンダのカスが残るといざ電気を通すとショートして壊れるのでハンダのカスを
純水で洗い流すのです。
もし鉄イオンがある水で洗い流すと鉄分が残りショートするからです

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