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2017.07.11
錦鯉限界水質について-1

2017-2 (6)

先日メディアで「森林限界」についてのドキュメンタリー番組を放映していました。
森林限界とは「高緯度地方や高山において,森林が成育しうる限界線。
本州中部の高山では2500メートル 付近,水平分布では北緯60~70度付近である。」

それでは「錦鯉限界水質」と置き換えて考えるとどうなんだろうと思い始めメモに書き留めていきました。
限界となると快適環境とは?
まずは「水温」について
18℃~25℃位なのではなかろうか?
色んな人から賛否両論があるとは思いますがこれ位なのでしょう。

確かにタイに居る時は30℃の池においても悠然と泳ぎ食欲旺盛な錦鯉を多く見てきました。
錦鯉は元々タイに生息していたのか食糧確保のために中国から輸送されてきたのか分かりませんが、
長年にわたり進化して高温のタイの気候に慣れてきたのかもしれません。
タイの私のファームで金魚が45℃の池でやはり元気だったことを思い出します。
しかし現在日本に住んでいる私にとって日本の錦鯉限界を考えて行けば18℃~25℃位なのでしょう。

次に「pH」について
多分6.8から7.5位が最適なpHであると言えます。
この範囲を超えると粘膜自体が溶けたり剥がされたりして体力も落ち何しろ病原菌侵入が容易になるでしょう。
ついでに説明しますと稚魚池から選別時に用意された水質の急変、泉水池から野池への移動、野池から泉水池の移動、
養魚場から品評会会場への移動の時などにpHの急激な変化によりダメージを受ける事が多く見受けられます。
最悪死亡するケースもあります。

特に稚魚選別や品評会会場におけるpH変化には十分注意された方が良いでしょう。
品評会においては多くは会場の水道水を使用されることが多いと思いますので予想される水温やpHは十分に把握して
事前に養魚場で水温、pHを合わせた方が無難だと思います。
品評会ごとに水質をメモしておくことも非常に大事だと思います。

水道水を一晩エアーレーションすれば必ずpHは上昇します。
何故なら水道水内の二酸化炭素を追い出して酸素が溶け込むからです。
水温などは事前に氷などを使用して水温を下げた方が良い場合もあります。

 

 

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