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2019.07.19
青水について-3

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らんちゅう飼育の男性のお話と私の考えがまぜこぜになった文章で分かりづらくなりましたが、「青水と野池環境」は良く似た水質であることが分かりました。
ミネラルをたっぷり吸収した植物プランクトンを取りこむことにより錦鯉の成長・色艶の寄与する事。

錦鯉同様に金魚は腸が非常に長い魚ですから、雑食性でもありますが草食性に強く傾いた生き物です。
赤色を発色させる色素はカロチノイド系なのでこれらをたくさん含んでいる水中の植物プランクトンや付着性の藻類(コケ)を十分に摂取する事は健康で色艶良い魚に仕上げるうえで大切な事なのでしょうね。
以前私がメダカを販売していた時に感じたのは、
植物プランクトンは親メダカに限らず、メダカの稚魚にとっても良い餌であったという事です。
水換えによって透明に保たれた水よりも青水のほうが常に餌の確保ができているためメダカの成長には良い水と言えます。

実際に室内の水槽で育てたメダカの稚魚と屋外の青水で育てたメダカの稚魚では成長スピードや生存率に大きな違いが出ていました。
植物プランクトンは硝酸塩やリン酸塩を餌として増えるため、水質の浄化作用も持ちつつ、光合成をおこなうので酸素の供給も行うなど餌としてのメリット以外にも様々な効果をもたらしていました。

最後に一つとても興味深かったお話をさせて頂きます。
「水替えをしたばかりの新水では餌食いが良く、縦方向への成長が良く魚が長くなりますが、頭(かしら)
や鱗の成長が間に合わず縦方向の成長に追いつかないので、頭の肉瘤(かしらのこぶ)の発達が不十分になったり鱗が粗い感じになる傾向にあると言われます。
併せて、新水では魚が良く泳ぎ回るので運動量が増え、青水では運動量が減るので、当然尾の張りや形にも影響が出てきます」

そこで、極端に言うと新水で魚を伸ばして青水で締めるを繰り返して魚のバランスを取るとも言え、新水と青水の使い方で魚の成長や姿形を調整していくことになります。
錦鯉飼育にとても参考になるお話であったと関心をしました。
是非皆さん色んな角度で考えチャレンジしてみてください!

もう一つ最後にメディアで下記のようなことが報じられていました。
海洋の原生生物や動物性プランクトンは、これまでに知られている約1万1千種類を大幅に上回り約15万種類が存在するとみられることが、フランスやドイツ、日本などの国際チームによる大規模な調査で明らかになりました。

国際チームは、約3年間にわたって世界各地の約150地点で海水を採取。
プランクトンのDNA配列などを解析したところ、少なくとも約11万種類の原生生物や動物性プランクトンが
生息していることが判明しました。
理論的な予測では太陽光が届く海洋の表層に約15万種類が存在すると考えられると言われています。

実はプランクトンには酸素を大気中に放出する役割をする種類も存在することから、
二酸化炭素の増加による地球温暖化への対策に何か新しい発見があるかもしれません。
この点は早く解明をして実現を願っております。

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