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- 2025.10.03
- アンモニア・亜硝酸の蓄積で健康が悪化 → 飼料効率低下-1
確か2012年だったと思いますが、初めて錦鯉生産業者さんを訪問した時に
余りにも泉水池の水がどろ~んとしていて水面には白い泡だらけだったので
持参したテスターで調べてみると考えられない悪い数値が出た時の衝撃が
今でも蘇ります。
「何でアンモニア数値、亜硝酸塩数値が高いのに錦鯉は餌を食べているのか?」
非常に驚きをもったことを思い出します。
熱帯魚、海水魚おいてはこんな悪い数値でまず生きていけません。
特に海水魚は一瞬で死んでしまいます。
その時に感じたことは「錦鯉がある意味丈夫だから水質の事に関心が無いのだ。
しかしpHに関しては興味を持たれているようですけど何故pHが低下していくのか
理解はされておられませんでした。」
もしかしたら錦鯉の祖先の鯉はかなりの古代魚だったのではないか?
平和主義者の鯉は浅瀬に追いやられてびくびくと生きていたのではないのだろうか?
その後川を見つけて下流に生息するようになったのでは?
しかし上流地域においては世界各地で火山活動が活発であったとの研究もありました。
火山の噴出物には有害な重金属を始め硫黄などが川を汚染してバクテリアなどの微生物も
さほど多くなく生態系が不完全であったのだと思います。




