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- 2025.10.10
- アンモニア・亜硝酸の蓄積で健康が悪化 → 飼料効率低下-2
ちなみに硬骨魚類(錦鯉など)の祖先は、デボン紀(約4億年前)に登場しました。
特に条鰭類(じょうきるい)は、その後の進化で爆発的に多様化し海・川・湖などあらゆる
水域に適応していきました。
鯉の原産地はペルシア(現在のイラン周辺)地方と考えられその後世界各地へと広がった行ったのでしょう。
生態系が不完全な水に生息していた鯉はアンモニアや亜硝酸塩に対して耐性が出来ていたのでは
無いかと私は仮定しています。
しかしいくら耐性が出来ているとはいえ錦鯉はやはりアンモニアや亜硝酸塩が非常に少ない環境水の方が
良いことは錦鯉生産業者の方は言われています。
水質が悪化すれば飼料効率が愕然と落ちます。
われわれ人間でいえば煙がもうもうとしている部屋で食欲は維持できるでしょうか?
まず無理であまり食べたくない状態に確実になります。
アンモニア・亜硝酸の蓄積で健康が悪化 → 飼料効率低下
錦鯉は餌を食べると「咽頭歯(いんとうし)」がエサを細かく砕いて腸に行きます。
錦鯉は「胃がありません」
人間に当たる小腸もありません。
小腸と大腸が一つになった「腸」があるだけす。
この腸で栄養を体内に取り込んでいます。
当然水質が悪化すればこの腸の働きも悪くなるのは当然で栄養もあまり摂れなくなります。




