NEWS&TOPICS

2021.09.03
ドイツアクアリウム洋書で学んだ事-11

2019-12-4 (1)

前回に引き続き補足説明をしていきます。
例えが悪いかもしれませんが、錦鯉が病気により全滅したとします。
次の新しい錦鯉を池に入れるために強力な塩素消毒をしたとします。

確かに池の水にもろ過槽内もきれいに雑菌されて病原菌が0になったとします。
しかし新しい錦鯉を購入して池に入れた途端にまた新しいゲームが始まります。
ゲームとは病気の発生です。

ですから病気の治療を学ぶのではなくて免疫力、抵抗力を上げるために「水質」の
事を学ぶべきです。
免疫力をアップさせる飼料が販売されていますが、これだけに頼る事は間違って
います。
別に免疫力アップの飼料を攻めているのではありません。
水質が非常に大事だと私は訴えているのです。

人間も不健康な生活をしていても良質なサプリメントを飲んでれば大丈夫とはなりませんよね?
アンモニアや亜硝酸のせいで呼吸もしにくい息苦しい水の中で暮らしている錦鯉は
やがて免疫力が落ちて簡単に病気になります。
例え病気になって薬品で治療出来たとしてもまた病気になるという事を繰り返す
だけです。
もっと錦鯉の生活空間である「水の事」に興味を持つべきです。

English Summary
動画を見る