NEWS&TOPICS

2021.10.29
ドイツアクアリウム洋書で学んだ事-19

脱窒で使用

これもドイツ語の洋書からですけど当時はとにかくチンプンカンの内容で
これが今思えば40年前に書かれていたとは「流石ドイツ」と今でも感動します。
私にとっては次元が違い「翻訳した時間を返せ」と思っていました。
しかし日本で水草ブームが来る前に私の会社はドイツの
デュプラ アクアリスティック社(Dupla Aquaristik GmbH)の西日本販売代理店に
選ばれました。

1978年に西ドイツの工業都市ビーレフェルトで
Mr. Horst E. Kipper(ホルスト E. キッパー氏)によって設立されたアクアリウム製品の
メーカーでドイツ本社での研修やオーストラリア ケアンズにあるDupla TROPICAで
もサンゴの研修を受けた際に初めて今から説明する「KH 炭酸塩硬度」の意味を
知りました。

「流石ドイツ」と感動したのが炭酸塩硬度の事柄だったのです。
広島の水道水は「KH 炭酸塩硬度」が0.5°しかなくてCO²が溶け込みにくい
水質だったのです。
溶け込みやすい炭酸塩硬度3°に上げる必要がありました。
このとき40年前の洋書が助けてくれました。

錦鯉飼育において余り関係ないかもしれませんが、地下水の質を調べる時には
非常に参考になります。
例え地下水のpHが錦鯉飼育に適さないpH5.5でも炭酸硬度が3°位あれば大丈夫です。
エアーレーションすれば地下水の場所にもよりますが、翌日にはpH7.5位には上がります。

English Summary
動画を見る