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2020.06.19
ミトコンドリアと細胞について-2

2017-1 (1)

さてDNAですが、実は細胞内にはもう一つDNAがあるのです。
細胞内に2つのDNAとは?
それは「ミトコンドリア」のDNAです。

ミトコンドリアは元々細胞とは別の生き物でした。
Bacto Powerにも配合されている「好気性細菌」という酸素を使ってたくさんのエネルギーをつくりだすことができる生き物が、細胞に取り込まれ、細胞内に住み着いてミトコンドリアになったと考えられているのです。
これを細胞内共生説といいます。
説によると細胞が好気性細菌を体に取り込んで消化しようとしたけど共生させるメリットがあったので運命共同体になったようです。
これには諸説あるそうです。

細胞というのは、細胞質とミトコンドリアという2つの場所でエネルギーを作っています。
細胞質でのエネルギー代謝経路は、主にブドウ糖を分解して体内で使いやすいエネルギー源に作りかえていく「解糖系」と呼ばれるものです。
ところがこのルートは代謝効率があまりよくありません。

ブドウ糖の一部が分解の途中で乳酸に変化し完全に酸化されないからです。
それに対してミトコンドリアのエネルギー代謝はとても効率がいいのです。
そしてミトコンドリアのエネルギー代謝が悪化すると細胞を死に誘導する因子が放出されます。
ミトコンドリアは人間の体内で細胞の生死を司るという決定的な役割を持っているのです
日々幸福感に満たされ、仕事が楽しければ、「ミトコンドリアと共に生きる」ということです。

人間が、動いたり、考えたり、はたまた恋をしたりすることが出来るのは、ひとえにエネルギーがあるからだ。
そのエネルギーをつくっているのが「ミトコンドリア」と呼ばれる細胞内小器官なのです。

「人間を含めた高等生物は、もともとは遺伝子をつくる生物とエネルギーをつくる生物の2つが合体して生まれています。
そのエネルギーをつくる生物が、現在のミトコンドリアです。
ミトコンドリアがなければ、間違いなくわたしたち人間は存在していないでしょう」

錦鯉で言えば良質な水質、すなわち彼らの生活空間である「水」が彼らの健康状態を左右すると言っても
過言ではありません。
ですから定期的な水質検査が大事なのです。

池の水を見るだけで水質が分かる人は世界に一人もいません。
食べないで味が分かる人がいないのと同じことです。
水質検査をしていけばある程度目だけで分かるようになります。
完璧ではないですけど。

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