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- 2015.12.25
- ミネラルプラス-3
淡水魚はほとんど水を飲みません。
それでも水が、エラなどの粘膜から入ってくるのでたくさんの尿にして体外へ
排出しています。
何とその量は、魚体重1Kgあたり約350mlです。
魚の尿の主成分は、アンモニアで非常に水の溶けやすい性質なのです。
その為に池の水の中には多くの危険性の高い有毒なアンモニアが溶け込んでいます。
大切なコイを守るためにも最適なろ過材と高品質なバクテリアを使用しましょう!
「ミネラルプラス」に関して何故このような文章の書き出しかと言えば、ミネラルを
満足にスムーズに体内に取り込んでもベースである水質が良くなければ何の意味も
ありません。
まずは水質の基本を絶えず考えてください。
以前広島産のかきについて述べたところ多くの問い合わせがありましたので補足
しておきます。
魚介類が育つために必要な動物性プランクトンや植物性プランクトンの育成には
鉄分が不可欠です。
森の木の葉が落ちて腐敗してできるフルボ酸鉄という鉄分が、雨水や地下水に
吸収され、川から海へと運ばれます。
特に広葉樹林は毎年大量の葉が落ち、腐葉土層が早く出来るので海にとって非常に
大切なのです。
この腐葉土がバクテリアに分解される事により有機酸が生産されその有機酸が鉱物など
を溶かし先ほどの鉄分をはじめ多くのミネラルが川から海へと流れていくのです。
地球上の生き物は全て繋がりお互いを助け合い循環して生きていくのです!
話は多少脱線しますが、私も個人的に温泉に行くのが好きなのですがこの温泉の
効果には色々ありますがミネラルの話の続きで言えば昔戦国時代に刀傷を治すために
温泉に浸かったり「飲泉」で傷や病気を治療出来ると言われています。
この温泉の話もミネラルが多いに関与していると思います。
この分野の専門家でもないのでこの辺にしますが興味のある方は調べたら鯉にとって
かなり有益だと思います。
私も時間があれば勉強して見ます。