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2016.04.14
ミネラルプラス-7

ミネラルプラス300g

ある業者の方からミネラルプラスの利点が良くわからないという質問をされました
のでその時の内容をお知らせいたします。
どのように説明すべきか悩みましたが我々日本人が好きな「味噌汁」を例に
説明しました。
1.水っぽい味噌汁
2.味付けが薄いと感じる味噌汁
3.美味しいと感じる味噌汁

1が都会の地下水
2が田舎の地下水
3が野池の水質としてみます。

1には味噌(ミネラル)が、ほとんど入っていない。
2には味噌(ミネラル)が、入っているが量が少し少なすぎる。
3には適度な味噌(ミネラル)が入っている。
鯉にとっては3の野池の水が一番最適で気持ち良いと感じるし実際に口、エラから
ミネラルを吸収しています。
口からというのは、泥であったり藻類であったりコケなどのミネラルそして水棲昆虫
などからのミネラルを吸収しています。
バランスの取れたミネラルを吸収出来ることが出来ます。
従って色、艶も良くなるのは当然です。

しかし1や2の水質においては味噌(ミネラル)が少なすぎるのでバランスの取れた
栄養(ミネラル)が吸収出来ていません。
人間で言えば極端かもしれませんが、毎日インスタントラーメンやハンバーグしか
食べていないのと同じことです。
病気に対する抵抗力も無くなり体調を崩すことは当たり前です。
こんな簡単な説明でしたが、充分納得していただきました。

おなかが一杯になれば満足ということではなくバランスの取れた食事ということが
大事だと改めて私も認識しました。
そうですバランスの取れた「ミネラル」を食べましょう!ということです。

ミネラルについてもう少し説明しておきます。
ミネラルは1種類で働くのではなくて多種類で連携して働くという点が挙げられます。
例えば貧血の人は鉄分を取れば良いとか言われますが、実際には鉄分だけをとっても
貧血は解消できません。
鉄分が体内で働くためには、銅・亜鉛・鉛・コバルト・セレンなどの助けが必要に
なります。
即ちミネラルは、チームワークにより体内に取り込むことが出来るのです。
サッカーのワールドカップのゲームのように多くの選手のパスワークにより
ゴールゲット出来るのです。

また生き物は、体内でミネラルを作り出すことが出来ないので多種類のミネラルを
体の外部から摂りこむ必要性があります。
人間の場合毎日の食事を通して行われるのですが、現代は環境変化により食事から
ミネラルが摂りにくくなっています。
ミネラルは人工的に作り出せるものではなく、大地等に存在するものを吸い上げる
しかありません。

日本食品標準成分表によると、1950年頃、ほうれん草には約13mgの鉄が含まれて
いたのに対し、現在は約2mgしか含まれていません。
実に約85パーセントもの鉄が、ほうれん草から失われました。
大根や人参、その他の野菜についても同じことが言えます。
大地からミネラルが減少してきた原因は、色々ありますが例えば化学肥料。

化学肥料にはある特定種類のミネラルしか含まれていないため、それを土壌に撒くこと
によって土中のミネラルバランスを壊してしまいその土壌で育つ野菜に人間が必要と
する多種類のミネラルが含まれなくなってしまったのです。
いわゆるチームワークが出来なくなってしまったのです。

さて以上のような例を参考に鯉のケースを考えてみますと鯉は、人工的な餌しか
与えていません。
人によっては、野菜などを定期的に与える人がおられるとは思いますが・・・。
果たしてそれでバランスの取れた栄養(ミネラル)は吸収できているのでしょうか?
野池においては、人工的な餌と自然界に豊富にあるミネラルを含んだ昆虫、水生動物、
動物性プランクトン、藻類などから新鮮なミネラルを体の中に取り込んでいます。

ただ単に墨が出るということではなく、鯉本来の最適な環境(良好な水質、豊富な
ミネラルを含んだ食物など)になったために墨が出たり、緋がきれいになったり、
艶も良くなってくるものと思います。
艶においては、体内に取り入れたミネラルのおかげで良質な粘液を出すことにより
艶も良くなるものと思います。
人間も鯉もミネラル無しでは、やがて免疫力が無くなり死に至ります。
今一度ミネラルの重要性を考えてください。
特に幼少期からバランスの取れた食事(バランスの良いミネラル)は大事なことと
思います。

養鶏場の鶏より放し飼いの鶏が美味しいとかミネラルたっぷりの大地に茂っている
牧草を食べた牛の方が美味しいとか有機肥料の野菜が美味しいとか我々は知らない
けれども体はミネラルの美味しさを知っています。
我々が知っているのは味覚です。
そうです我々の「舌」は、ミネラルの存在が分かるのです。

泉水池を憧れの野池に簡単に再現できる「ミネラルプラス」を是非実感して
見て下さい。

English Summary
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