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2018.04.27
全日本錦鯉北陸地区振興会セミナー -5

Shinsuke-Mineral-PlusMineral

次にMineral plus(ミネラルプラス)について説明していきます。
Shinsuke Co.,LTD.のブランドコンセプトである「理想の環境で美し
いコイをさらに美しく」をもとに新たに開発された製品が「ミネラル
プラス」です。

鯉が生まれながら持っている潜在するDNAを如何に最大限引き出せる
か?
それは如何に良質な野池環境に近づけるか?
日本の特殊環境で形成された鉱物を使用し「日本の野池の泥」を
再現しました。
そして「ミネラルプラス」が、完成しました。

多くの愛好家、生産業者の方が5月初旬頃から鯉を野池に移動する
作業が始まります。
なぜ野池に移動するのでしょう?
1. 広々とした場所でゆったりとした生活をさせることによりコイ
の成長促進。
2. 夏場の水温上昇を防ぐ事が出来る。
3. 水道水では不足がちなミネラルが豊富に含まれており色、艶が
あがる。

これ以外にも多くの利点があるとおもいますが、当社はこの中で
3のミネラルに着目して製品開発をスタートさせました。
ちなみに地下水においてもミネラル分は不足しています。
実際地下水を使用されている錦鯉生産者の方もミネラルプラスを
使用されています。
当然良い結果が出ています。
コイもエラから植物プランクトン、動物プランクトンを捕食している
ものと考えられます。
当然プランクトン自体もミネラルを取り込んでいます。
もしかしたら野池飼育のメリットは、このミネラルを利用する
プランクトンが豊富にあるからでしょうしミネラルたっぷりの
野池が、良質な野池ということかもしれません。

それと野池の土壌成分から出るミネラルも非常に重要です。
土壌土質ですね!
これらの事を踏まえて当社は、不足がちなミネラルを効果的に池に
取り込むことにより泉水池においても野池環境に近づける事に
成功しました。
また錦鯉生産業者様5社においての実験では、1~1.5ケ月で
「白写り」「昭和」に見事に「墨」が出てきました。

まさしく「ミネラルプラス」の効果によるものと思います。
販売当初錦鯉業界では「墨出~る」と呼ばれる時期がありましたし
未だに電話注文の際には生産者の方は「墨出~る」と呼ばれて
います。
決して墨を出すためだけに開発した製品ではなくあくまでも鯉の
飼育環境にとって理想的な水質に近づけるために開発された製品
です。
実際に艶も非常に良くなり緋の色合いも良くなった鯉も多く見受け
られました。

池上げの鯉の色艶に関しては良くご存知かと思いますが非常に
きれいですよね!
では何故コンクリート池においてはどうしてきれいになりにくい
のか?
それは「ミネラル」の種類と量の違いなのです。

世界最高レベルの40種類のミネラル配合されています。
魚類は、鰓後体(さいごたい)とよばれる臓器を持ち、そこには
カルシトニン分泌機能があります。
これは、水中に存在するミネラルを直接体内に取入れ可能である
ためと考えられています。
我々の製品は、この考えを更に進めてコンクリート池で発生する
有機酸を利用して鯉が摂取しやすい鉱物をイオン化させる事で
効率よく体に吸収させる事に成功しました。
ミネラルを鯉の体内で作り出す事は出来ません。

English Summary
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