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- 2025.12.05
- 命とは何か-7
40億年前全生物のすべての細胞は、たった一つの細胞から命を分け合ってきました。
この事実は驚くべきことです。
たった一つの細胞からすべてが始まったのです。
地球上の生き物は細胞の兄弟と言えます。
人間と動物はそんなにかけ離れた存在ではありません。
細胞を作っているアミノ酸とか脂質とか基本的には同じものです。
種の壁を越えた最新医療が始まっています。
全滅危惧種の400種類もの動物の細胞が冷凍保存されています。
この細胞は今でも生きています。
我々の細胞の中には命を営むためのたくさんの物質が詰まっています。
細胞を動かしてくれるたくさんの種類の細胞内キャラクターがいます。
細胞内には10万種類以上の部品があります。
キネシン・・・細胞内の運び役
ミトコンドリア・・・エネルギー供給役
たくさんのキャラクターが連携して細胞は生きています。
人工透析も難しい患者さんに腎臓移植したいのだが、適合する肝臓が無いために豚の腎臓を移植することになった。
特別に許可された「異種移植」である。
ブタから腎臓を始め心臓、肝臓の移植も行われている。
ブタの臓器が人間の身体の中で機能できる不思議。
これも細胞兄弟だからできるのかもしれない。



