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- 2025.12.12
- 命とは何か-8
地球上全てのスケールで見たら哺乳類の仲間は細胞内レベルで見てもかなり似ています。
そうです哺乳類は全て仲間なのです。
40億年前に生まれた一つの細胞を知る事が大事です。
チリのアタカマ砂漠(標高4500m)は原始の地球に近い環境です。
進化論を訴えたダーウィンはこんな興味深いことを言っています。
「原始の生命体は生ぬるい水たまりから生まれてきたのではないか?」と。
私たちの命はどこから来たのか?
40億年前にある一つの細胞が地球上で生まれました。
その名はルカ(LUCA)
Last Universal Common Ancestor(最終共通祖先)
細胞の材料でもあるアミノ酸の謎。
アミノ酸は宇宙にも存在する物質で原始地球には何百種類ものアミノ酸が存在していました。
しかし何故か現在の全生物は同じ20種類のアミノ酸で出来ています。
何故その20種類なのか?
この謎こそがLUCAの正体と関係しています。
LUCAが誕生したのはアタカマ砂漠のような乾燥地帯に出現する沼地のような所です。
地球の水たまりが太陽の熱で干からび、夜になると湿り気が戻ってくるそれを繰り返すような環境です。
それは何百種類のアミノ酸のうちあの20種類のアミノ酸だけが互いに
引っ付いて様々構造体を作っることが分かったのです。
それが「細胞内キャラクター」になることが明らかになりました。
つまり20種類のアミノ酸は細胞を作る材料として選ばれた勝者だったのです。
その様々な細胞内キャラクターの中から現れたのがLUCA(ルカ)なのです。
LUCAは20種類のアミノ酸を持っていたのです。
それから地球上の全生物に拡がっていったのです。



