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2015.07.28
地球誕生とMineral plusについて

元素の周期表ミネラルプラス

Mineral plus製品開発のヒントになったのは、私の食生活から来ています。
良くメディアなどで「正しい食生活を摂りましょう」とCMが流れています。
これを分かり易く言えば「バランスの取れたミネラルを摂りましょう」となります。
ホウレンソウには鉄分が多いとか小魚にはカルシウムが多いとか色々ありますが、
それではミネラルの素は何なんだろう?
以前熱帯魚の水草や海のサンゴを販売している時にミネラルの重要性を知っていた
ので突き詰めていくと地球の岩、石、砂、土に含まれているミネラルを動植物が
摂取していることに気づきました。

植物は、根の先から酸を出してこれらの岩石や土などからミネラルを吸収していた
のです。
分かり易く言えば岩などを溶かして吸っていたのです。
魚類は、地表に住み着くバクテリアが有機物を分解する際に出す酸により雨などが
降るとこの酸が地表や地下水に流れる際にやはり岩石などを溶かしてミネラルを
河川に流していたのです。
河川に流れたミネラルの一部は、微生物や藻類、植物プランクトンに摂取されて
それを動物プランクトンなどが摂取してそれを魚類などが摂取しています。
海に流れたミネラルは、海草や貝、甲殻類などに摂取され当然海に棲む魚類もエラ
などから吸収しています。

ここから疑問に思ったことは「鯉にはどんなミネラルが必要なのか?」
地球上に棲んでいるのだから地球上のミネラルしか吸収していないであろうとの
考えから写真にあるような元素表を思い出し早速この元素を一つ一つ見ていると
良く耳に入る元素や聞いたことのない元素があることを理解して次のステップは
「この周期とは何なのだろう?」と考えている時にたまたまテレビで地球誕生の
番組を放映されていました。

テレビでは地球は40億年前にドロドロとした粘り気のある状態だったそうです。
そしてだんだん冷えて行って地球表面に岩が出来始めたのが30億年前と放映されて
いました。
その後その岩から水、空気、海が現われてそこから生命誕生の期限である微生物が
生れ植物・魚類・動物そしてやがて人間が作り出されました。
この地球上の大地は、見た目には岩・石・砂に見えますがその中身はミネラルだった
のです。
あらゆる生物は、ミネラルが母体で作られ生育しやがて死んでまた土に還ることに
なるのです。
弊社が販売しているBacto Powerに配合されているバクテリア(微生物)も生命誕生の
時からこの地球上に生きていたのです。

ここから私の仮説が始まるのです。
写真にある元素表を見ているとふとしたことを感じました。
周期の4までの金属物質(水素やヘリウムなどは気体)については、私もメディアや
食料品製品のパッケージによく見る元素でした。
地下水を原水とするミネラルウォーターに表示されているミネラルは主なもので
カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどです。
また「貧血予防にホウレンソウに含まれる鉄分を摂りましょう」
しかし周期5より下の元素についてはあまり目に触れる元素ではない事を知りました。

もしかした地球誕生時にドロドロとした地球が自転する間に重い元素は地球内部に
固まり軽い元素は地表部分に集まって行ったのではないだろうか?
その地表部分に集まったミネラルを摂りながらバクテリア(微生物)などが成長して
いったのではないであろうか?
よく我々が目にするミネラルとは、ナトリム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、
リン、鉄、亜鉛、銅などではないでしょうか?
ランタンやセリウムなどの元素などほぼ聞いた記憶がありません。
多くの元素は地球の内部に溜まっているのですね?!
そして地殻変動などにより一部地域において金や白金などが地表近くに出てくるもの
と思われます。

また元素周期表の6にあるラドンは、温泉地でラドン温泉とかラジウム温泉とか目に
することがあります。
日本国内であれば私の地元広島の湯来(ゆき)温泉、神戸の有馬温泉、鳥取県の
三朝(三朝)温泉などが有名です。
これらの地域においては太古の時代火山活動が頻繁に起き地下深部にあったマグマが
ラドンを地表に押し出してラジウム温泉として今日に至っていると思われます。

そもそもミネラルとは、酸素、炭素、水素、窒素をのぞいた元素の総称です。
ですから、端的に「ミネラル」と言っても、その種類はたくさんあります。
しかし、生物の体に必須のミネラルは26種類でその中で人間の体に必須性がある
のは16種類と言われています。
16種類のミネラルそれぞれに人間が生きていく上で必要な役割があります。
そしてみなさんが愛されている鯉も同じミネラルを絶えず必要としています。
鯉の細胞の数は知りませんが、人間であれば約60兆個の細胞を支える役割を
持って います。
ミネラルを吸収することで、身体の細胞を刺激し、免疫力向上、血流の改善の効果が
あるといわれています。
ですからMineral plusを使用した池において墨が良く出たり色艶が良くなるのは
当然のことであると言えます。

太古の時代に生まれたバクテリア(微生物)から始まりプランクトン、海の魚貝類、
陸上の動植物全てがミネラルの恩恵を受けています。
もしミネラルの一部でも不足すれば生命の危機に瀕します。
先ほど説明しました我々人間でも鉄分が不足すると貧血状態を起こしやすくなります
し 疲れやすく疲労感を覚えるようになります。
またホルモンの分泌異常、白血球減少、食道の粘膜を補えず固形物が飲み込めなく
なるようになってきます。

以前にも説明しましたが、山の森林などはどのようにして成長していくのでしょう?
皆さん御存じの光合成ですが、光合成とは太陽の光エネルギーを使って水と空気中の
二酸化炭素から炭水化物(糖類など)を合成しています。
生き物全てミネラルが必要だと私は説明しましたよね?
それでは植物はどこからミネラルを吸収しているのでしょう?
ミネラルは現在の地球が出来上がった時から存在している地表表面にある岩石、砂、
土のミネラルを吸収しているのです。
誰も山に登り肥料などをばら撒いてはいません。

地球全ての生き物がこの地球の大地にあるミネラルを利用しているのです。
ですから鯉にとってもミネラル分の少ない水道水よりは地下水が良いし都会の地下水
より田舎の地下水が良いし更に言えば高い山のふもとにある地下水の方がミネラル分
が豊富という事になります。
そういう意味ではミネラル豊富な野池で育てれば成長や色艶に好結果が出て来るのは
当然だと思います。

ミネラルプラス開発に際して上記の内容をもとにして開発をスタートいたしました。
従いましてただ単純に墨が出やすいだけでは無くて鯉の健康維持、鯉の最適な環境水を
再現するための製品であることをご理解してください。
ミネラル分の少ない池にミネラルたっぷりのMineral plusを使用してみてください!

English Summary
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