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2021.03.26
奥深い水の世界-10

2017-1 (1)

Bacto Powerには10種類のバクテリアが配合されています。
しかし10種類のバクテリアの活性環境は一律ではありません。
いわゆる分解活性も水温、溶存酸素、pHなどにより変化します。
つまりいくらバクテリアの数が多くても活性率が低ければあまり活躍出来ない
ということになります。

活性率を上げるためにはどうしたら良いでしょうか?
水温、溶存酸素、pH以外にろ過材の洗浄期間を考え洗浄方法を間違えない事。
そして一番大事なことはバクテリアが住み着きやすいろ過材を選択することです。

バクテリアの活性環境を整えることが難しそうに考えなくても大丈夫です。
人間でも気温5℃になると活動が鈍くなりますし気温35℃になれば動くのが
おっくうになります。
経験が無いですがメディアで放映されているエベレスト登山などを見ると
酸素濃度が薄いので動きが相当鈍いですよね!

バクテリア活性環境を整えることは簡単です。
バイオスポンジをろ過槽に設置して2週間に一度バイオスポンジの上にサラサラと
Bacto Powerを振りかけるとOKです。
もしこれでうまくいかなければ上記で説明しました「水温、溶存酸素、pH以外に
ろ過材の洗浄期間を考え洗浄方法を間違えない事」
の何れかに問題があるはずです。

また相当数の密飼いでも問題は出てきます(水槽や小型の池に多く見られます)
タタミ6畳に10名住んでいる感じですかね!
そのような環境の場合は、錦鯉の数を減らす、バイオスポンジの数量を増やす、
Bacto Powerの量や使用頻度を増やすなどをされたら解決出来ると思います。

Bacto Powerに配合されている10種類のバクテリアは、まったく種類が違い
役割も違います。
ですから彼らの生育環境も違うことは当然です。
でもバイオスポンジとBacto Powerに任せれば安心です!
我々人間の目で見えないところで活躍しているバクテリアの事を頭の中に
入れておいてください!

English Summary
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