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2021.01.29
奥深い水の世界-2

2019-12-4 (2)

普段の生活で「バクテリア」の存在を知らないでも生きて行けます。
しかし地球上がきれいなのは「バクテリア」が浄化しているのですけど誰も
気が付かないのが現実です。
私の友人に先日「バクテリア」の話をしてもチンプンカンプンで分からないと
言っていました。

ですから現在魚類を飼育されている多くの人が知らないのは普通なこと
かもしれません。
「バクテリア」が認知されていけばより良い環境が出来、病気も少なくなり
成長も色艶もかなり向上するんですけど・・・。

魚類の飼育管理は、如何に水質を良好に保つことが出来るのかというのが
基本中の基本です。
特に高密度飼育されている方は、さらに水質管理が重要になってきます。
その為には魚類が生活している水の環境に関する知識が大切です。

飼育水の環境により魚類の健康は大きく左右されます。
魚類の病気の大半は、水質の悪化という環境ストレスから発生します。
従って飼育環境の中でもろ過、浄化の意味を知ることは非常に大事なことです。
この知識を得ないままで飼育をスタートすると必ず環境ストレスにより
病気発生という問題が起こります。
「水道水」について少し説明していきます。

錦鯉に使用しているのは主に「水道水」か「地下水」だと思います。
水道水について
日本の水道水は高度処理化技術が進歩して高度処理水が我々の水道蛇口から
供給されています。
しかし季節によってpHは一定ではありません。
基となる原水(山川から流れてくる水)が降雨量の多少によりpH変化を起こすもの
と思います。

やはり気になるのは「塩素(カルキ)」ではないでしょうか?
市販されているカルキ抜きを使用すればすぐに使えます。
また太陽光線に半日当てれば塩素が抜けて使用できます。

ただ高度処理された水ですから「ミネラル分」が不足しています。
従って導電率数値も低くなります(導電率は大事な事ですが今回説明は割愛します)
ミネラルについては後で説明していきます。

English Summary
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