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- 2025.05.16
- 川とミネラルについて-4
北米のマッケンジィー川
カナダを南北に流れる非常に大きな川で下流は北極海に流れ込んでいます。
途中粘土質、泥炭、永久凍土の土壌を流れるので多くのミネラルが北極海に注ぎ込み
ミネラルを餌とする植物プランクトン、動物プランクトン(オキアミが有名)、小魚、中型、大型魚と
多くの生命をこのミネラルが育んでいます。
少し説明を加えますと錦鯉業界で有名な「モンモリオナイト」も粘土です。
しかしミネラルの種類が14種類しかないのが非常に残念です。
錦鯉も人間も最低40種類のミネラルが必要です。
泥炭は植物遺骸の堆積(落ち葉や朽ちた木の枝として考えてください)が微生物等による分解速度を
上回った土地に形成されます。
酸性、嫌気性といった条件で植物の分解速度は遅くなるため、酸性の湿地で形成されることが多いが、
アルカリ土壌でも形成されます。
気温、水温により微生物の活動が変化します。
錦鯉の濾過槽に使用する「Bacto Power(バクテリア)」も同じことが言えます。
バクテリアも生き物ですから適温がありpHの好みがあります。
錦鯉も好みのミネラルがあるはずです。
鉄分が少し多い方が好きとか。
モリブデンが多少含まれている水が好きとかあるはずです。
時間があれば「マイクロミネラル」に含まれている70種類のミネラルの配合量を変えながら
実験したら必ずや物凄い錦鯉が出来るかもしれません。
「錦鯉にバランスの良いミネラルの重要性」について少し説明をしてきましたが
今回の文章を作成するにあたり私が考えたのは身近に錦鯉飼育のヒントはたくさんあることを
再確認出来たことは非常に満足しています。
最後に「川は栄養分(ミネラル)を下流に運ぶ血管」のようなものです。
鰓の後ろにある「鰓後体(さいこうたい)」と呼ばれる細胞組織が水中に溶け込んでいる
「ミネラプラス」「マイクロミネラル」に含まれるミネラルをストローで吸うように
体内に吸収しています。
一度上記商品を使用してみてください。
錦鯉の変化に驚かれることでしょう!