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2020.07.22
有機物と無機物について-2

Bacto Power

そこで登場するのが「バクテリア」です。
ヘドロなど有機物を食べて分解するイメージで考えてください。
バクテリアが有機物を分解して無機物にしています。
これで自然界と同じです。
ろ過とは本来そういうものです。

有機物を無機物に変えないろ過は「ろ過とは言いません」
そういったろ過器は、ヘドロ発生方式ろ過と呼べると思います。
pHが下がりアンモニア・亜硝酸塩濃度が上昇して病気や死に至らせます。
また粘膜が剥がれて病原菌が侵入しやすくなります。
当然免疫力も落ちますのでたやすく病気になります。

確かに空気中にもバクテリアは浮遊していますが、水の中の環境は彼らにとって
非常に過酷なのです。
ですからBacto Powerを定期的に使用すべきなのです。
たんぱく質分解酵素配合ですのでドンドン有機物を分解していきます。
ですからヘドロはほとんど発生しません。

バクテリアは移動出来ます。
しかしバクテリアにとって最適な材質のろ過材が大事です。
最適な材質とは?
バイオフィルムが付着しやすい材質です。
ですから多くの方が使用しているフィルターマットでは生物ろ過
(バクテリアによる有機物分解)は出来ません。

またろ過材に余りにも目の細かいものも不都合です。
それは目詰まりが早いからです。
特に有機物の多い錦鯉飼育においては顕著です。
錦鯉は胃が無いので腸での栄養吸収は一部で多くの食べたエサは栄養として
吸収出来ずに直接排泄されているようです。

ここでまた私個人の考え方ですが、水質が良ければ腸内細胞も活性化されて
効率良く体内に栄養が吸収出来ると思います。
人間でも環境が悪ければ食は進みませんよね?!

この考え方は大手生産業者の飼育担当者と同じです。
私も海水魚、熱帯魚、金魚を長く管理してきましたけど錦鯉ほど水を
汚す魚類は初めてです。

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