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2016.08.04
病気を防ぐバクテリア-2

Bacto Power (2)

1に関しては皆さんご存知であると思いますが、必ずバイオスポンジに汚水が通る
ように設置する事。
大型のゴミを取り除いた後に設置する事。
バイスポンジの表面に付着した藻類(コケなど)は、条件によりますが2~3ケ月に
一度池の水をバケツなどに取り簡単に濯いで 取り除く事(決して塩素を含んだ水道水
などで洗わない)
藻類(コケなど)が大量に付着すると水の流れを遮蔽してバクテリアに酸素が
行き渡らなくなります。

2に関しては使用されている方はご存知だと思いますが、有機物を徹底的に分解します
ので「ヘドロ」がほとんど無くなります。
完全に無くなると言いたいのですが条件により多少残る場合もありますのでほとんど
と記載しておきます。
ヘドロが無くなればろ過槽内が臭くなくなります。
臭いの原因は、ヘドロ内に発生する硫化水素です。

そしてヘドロ内は、病原菌の住みかです。
まさしくヘドロは病原菌の製造工場です。
病原菌の製造工場が無くなれば、病気発生の確率は大幅に無くなります。
これこそ先ほど書きました「近年農業関係でも拮抗微生物の考えて薬剤を使用しないで
農作物の病害を防ぐ研究が行われています。」

パーセンテージで分りやすく言えば100%良い細菌(硝化バクテリア)だけをろ過槽
内で繁殖させる事が出来れば病気発生は皆無と思います。
実際は風によって運ばれる病原菌などもいますから不可能ですけど・・・・。

3に関しては現在実験中ですので新製品販売の際に詳しく説明いたしますが、他の魚類
でのデータですが魚の成長が著しいという嬉しいデータも あります。
動物及び微生物の細胞について、重量を同じにした時、呼吸によって一時間にどれだけ
の酸素を吸収するのかというデータを読んだ事がありますが「活発な哺乳動物の心臓に
比べて、カビは2~10倍、細菌の大腸菌は20~60倍も呼吸活性が高くたくさんの
エネルギーを製造します。

体の小さい微生物の代謝活性は高く、増殖速度は速いので、たくさんのエネルギーを
製造することが出来るということになります。」と言う事でバクテリアは相当な酸素を
消費しています。

4に関しては、病原菌の住みかであるヘドロを消滅させれば病原菌の存続はかなり
難しくなります。
でも決して無菌状態を意味するのではありません。
しかしもしヘドロが多く存在するろ過槽においては、多くの病原菌は「芽胞
(がほう)」という形で水中を漂い一部の芽胞は 鯉のエラから侵入して体の中に
入り込み病気へと繋がります。

しかしもし侵入しても鯉が健康体で抵抗力、免疫力があれば即ち健康体であれば
血液の中の白血球により病気になる事は防ぐ事が出来ます。
ちなみに芽胞は通常の細菌と比べて極めて高温に強く、100℃での煮沸によっても
完全に死滅させることが出来ません。

従いまして「鯉の最適環境を作ってやる」⇒「鯉の健康体を作る事により抵抗力、
免疫力アップ」⇒「病気になりにくい」
「鯉の最適環境を作ってやる」とは、「Bacto Power」「バイオスポンジ」を使用して
アンモニア、亜硝酸塩、硝酸塩濃度の低い最適な水質を 作る事によりストレスの無い
環境で出来れば病気になる確立は確実に低くなります。

まさしく「Bacto Power」は、「病気を防ぐバクテリア」として考えていただければ
良いかと思います。
ストレスの無い水質だからエサ喰いも良いし色艶も良くなる事は間違いありません。
「病気を防ぐバクテリア」を定期的に使用することによりもっと鯉は美しくなります!

 

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