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- 2025.08.08
- 自然のつながり
森の緑が濃くなり木々が生い茂ると火山噴火が近いサインという関連性が見つかったそうです。
火山のマグマが地下から上昇するとき、CO₂が最初に地表近くへと漏れ出します。
植物は光合成にCO₂を必要とし大気中のCO₂濃度が高まると葉がより青々と繁茂する傾向があります。
つまり「火山からCO₂が出始める → 周辺の植物が活性化する → 森が濃い緑色になる」という
自然の“つながり”を利用しようというのです。
錦鯉の池でも同じような現象があります。
●水面に白い泡が浮かんでいる。
●水の透明度が悪い。
●色艶が落ちてきている。
●餌食いが悪くなった。
●体をしきりに擦っている。
●藻類が繁殖してきている。
このような現象がなぜ起こるのか?
Facebookなどを見ると数多くの人がこの現象の原因を理解していないことを
残念に思います。
当然間違った対処方法が「コメント欄」に見受けられます。
例えば
1.大幅な水換えを推奨。
2.顕微鏡を使用して病原菌の種類を特定。
3.薬品投与。
4.販売店にクレームを訴える(購入後1ケ月も経っているのに)
この間違った対処方法の根底には「生物ろ過」の重要性を理解していない。
もしかしたら海外の方たちは「生物ろ過」なる言葉を知らないのでは?
以前私も日本の品評会会場でバクテリアの重要性を日本人の一般ユーザーに説明すると
一般ユーザーの方は「バクテリアが水を綺麗にする話なんて聞いたことが無いよ。
またそう言って怪しいものを売ろうとしているんですね!」
この方にこれ以上説明しても無理だと感じ「一度弊社のwebサイト見てください」と名刺を
お渡しして説明を終了した経験があります。
物事には「自然のつながり」があるように
池にも「水質悪化へのつながり」があるのですけど・・・。