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2025.07.18
農業革命と錦鯉飼育について-2

ミネラルプラス (4)

サービスの仕組みは、まず太陽から地表に届いた赤外線の反射を人工衛星で捉えます。
その波長は農地ごとに異なります。
そのデータと土の成分との関係をAI(=人工知能)に学習させて農地の状態を可視化します。
すると肥料が必要なエリアが一目で分かるようになります。
その足りない場所に無人ドローン機に肥料を積んで撒いていきます。
人間はスマートフォンやパソコンで簡単に操作できます。
肥料を効率的にまくことで、コストを抑えるだけでなく収穫量アップも可能になるといいます。

2023年から「宇宙ビッグデータ米」と書かれたお米が販売されています。
人工衛星が観測した地表の温度などのデータを提供しています。
この米を作る田んぼでは夏場に水温が上がりすぎると人工衛星のデータをもとに水門を開いて
給水し水温を下げることができます。
水門の自動開閉システムを生産者はスマートフォンを操作するだけです。

AIなどは農機の無人走行、最適な収穫時期の予測にも活用しています。
衛星データの農業への活用は広がりを見せていて例えばトラクターや田植え機などを
無人で自動走行させたり野菜などの最適な収穫時期を予測したりする場合に活用されています。
また田んぼのメタンガス発生量を計算しカーボンフットプリントとして事業者や消費者に
伝えていけるような取り組みも始まっています。

あらゆることが無人化されています。
生育マップは3日に1度くらいの割合で更新され、ほぼリアルタイムに作物の生育状況を
把握できます。
その他にも、生育マップや地力マップで示された作物の生育状況に対して自動的に施肥を
行う可変施肥マップの作成機能やAIによる生育管理などの機能があります。

これらのシステムはまさしく錦鯉飼育で活用できるものばかりであると思います。

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