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- 2025.07.25
- 農業革命と錦鯉飼育について-3
ある日大型スーパーの果物や野菜販売コーナーでふと頭上に目をやるとLED照明が目に留まり
良く見ると多くは白色系のライトですけどほんの僅かだけ赤いLEDライトも混ぜてありました。
このライトにより赤系の色が強調されて果物やトマトなどが大変美味しそうに見えていました。
熱帯魚販売時代に「赤い水草」に赤系の蛍光管を使用しないと葉緑素を増やすのか緑色の水草に
変化していました。
根に与える肥料のせいもあるかもしれませんけど。
可視光線は紫色から始まって赤色まです。
人間にはその違いは雨上がりの虹で見ることが出来ますが、植物は特に赤色の660nmと
青色440nmを識別出来て沢山吸収します。
波長の真ん中の緑色のところは葉っぱが主に反射しますので我々には葉っぱは緑色に見えます。
そこで少し錦鯉の色素細胞について説明していきます。
魚類の光に関与する受容器官は眼と松果体です。
人間も同じように眼が関与しています。
アメリカの実験で眼以外を熱い布で覆って光を当てると本来直接当たっていない皮膚の色が
日焼けしたように小麦色に変色したようです。
これも多分紫外線などから身を守るために生体防御反応を起こすからでしょう。