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2017.08.25
酵素について-15

2017-5-12 (4)

酵素の働き

1.栄養素を分解・吸収し細胞を組み立てる。
体を作る細胞の材料は、タンパク質、糖質、脂質、ミネラル、ビタミンなどの栄養素です。
酵素はこれらの栄養素を分解・吸収するなどの化学反応をスムーズに進行させる触媒の働きをします。

2.食べ物の硝化や吸収を助ける。
消化分解の工程で酵素が最大の役割を担っています。
酵素が体の中から不足してしまうと食べ物を消化することが出来なくなります。
しかし、酵素は食べたものを消化吸収するばかりでなく、息をしたり、筋肉を動かしたりと、全ての生命活動に関与しています。
もし酵素の働きがなければ、人間も動物も生きることはできません。
いわば、生命活動の主役であり源です。

3.ストレスから身を守る。
ストレスは、活性酸素の発生やストレスホルモンの増加と言った様々な悪影響を体に及ぼしそれらに対処するために
膨大な酵素が使われます。

鯉の日常生活において酵素を大量に浪費する要因があふれています。
例えばアンモニア、亜硝酸塩数値上昇、硝酸塩の蓄積によるストレス、pH低下により粘膜が溶ける事による粘液細胞に        対する負担、カキガラ設置からくる硬度上昇に対する粘膜剥離、粘膜異常現象による病原菌侵入防止・・・。
酸化したエサからくる消化不良、急激な水温変化、酸性雨によるpH低下・・。
それ以外にも多くのストレスの要因があります。
これらの色々なストレスから身を守るべき大事な酵素が不足していると深刻な病気になるのは目に見えています。

また鯉に多くのエサをやった場合消化酵素の浪費⇒確実に健康を損なう
消化酵素の浪費は、代謝酵素の不足をもたらしその仕事を滞らせて確実に健康を損なってきます。
私達人間も鯉も酵素無しでは生きられません。

English Summary
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