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2018.11.02
野池環境と泉水環境について-2

2017-2 (6)

1.土質について
野池には、泥が多い野池や砂状の野池や小石が多い野池など違いがあります。
これを意味するのは「ミネラルの相違(pHもありますが今回は説明を省きます)」です。
鉄分が多いとかカルシウムが多いなど土質により水質環境も変わりますしミネラル構成成分も違います。
そして以前にも説明しましたが、「紅白に良い土質なのか?墨系に良い土質なのか?」を探る手立てにもなると
思います。

誤解を受けたら良くないので追加で説明しますが「泥にも色々な種類がありミネラル構成も違いますので一概に泥が
一番良いとかではありません。」
「泥はイオン交換の働きにより分かり易く言えば水がきれいに維持出来やすい(導電率が低い)。
但し他の条件により違ってきますが・・・。」

一方泥が多いと有機物の死骸(主に餌の残り、錦鯉が出す排泄物や粘膜)により目詰まりを起こしやすくなります。
例えば水質が悪化したり水温変化などにより免疫力が落ちたり体力が落ちた時には、エサの食べ残しが多くなります。
特に野池においては自動給餌器を設置されている方が多いと思いますが、自動給餌器近くの水面に「泡が出て来るよう
だとメタンガスと考えて下さい」

即ち底面に餌が残りバクテリア分解が追い付かないとメタンガスが出やすくなります。
出来れば棒などでかき混ぜて下さい。
通気性が良くなり酸素がバクテリアに供給されることにより徐々にヘドロは分解されていきます。
実際新潟の生産業者の方は、随分前より弊社のBacto Powerを定期的に給餌器の下の水面に撒かれておられます。
非常に好結果が出ておられるそうです。

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