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2022.06.17
錦鯉とミネラル-3

ミネラルプラス

さてまた脱線しましたのでミネラルの話に戻します。
最近の研究によると現時点で114種類のミネラルが知られています。
ミネラルは「元素」とも呼ばれていますが、話が混同しますのでミネラルとして
説明していきます。
弊社の「ミネラルプラス」には40種類のミネラルを配合しています。
114種類は配合していません。
その理由は、地表の表層(別名地殻)は厚さ約40Kmです。
地球の半径から言えば僅か2%位です。

地表に生息している生き物はこの地表のさらに上の僅かの薄さの岩や土の鉱物から
ミネラルを摂りだしているのです。
ですから私は40種類のミネラルを選択しました。
但し誰にも説明した事は無いですけど極微量元素を追加しています。
それは地球内部で作られて地表に出るまでに色んな鉱物を溶かし込んだ火山のマグマ
に含まれている極々微量元素が気になったからです。

以前にも説明しましたが大西洋には南北を連なる数多くの海底火山がありミネラルが
豊富なのです。
そして太平洋より大西洋の魚の方が大きいと言われているのです。
2016年ハワイに行ったのもこの火山に含まれるミネラルが興味があったからです。
その時気になった微量ミネラルを2017年に追加配合しました。
(地球上に存在する118種類の元素のうち、水素 (H) 、炭素 (C) 、窒素 (N) 、
酸素 (O) のようにたんぱく質・脂肪・炭水化物の主要構成成分になっているものを
除いた114種類の元素をミネラルと呼び栄養学では無機質とほぼ同意で使われて
います。)

健康に生きていくためにはミネラルの事を知らなければなりません。
錦鯉もまた様々なミネラルが必要でミネラル不足により体のバランスの乱れが健康状態
にも大きく左右されます。
水質もアンモニアや亜硝酸塩の上昇により同じように健康状態に悪影響を及ぼします
ので念のため!

錦鯉も人間も様々なミネラルで出来ています。
機能しています。
ですからミネラルを補給してやることにより紅質が良くなったり良質な墨が出てくる
のです。
確かにベースとなるのはDNAですけどもはたしてそのDNAを最大限出しているのか
は疑問です。
当然飼育環境、水質も大いに影響していますけど!

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