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2022.08.10
錦鯉の環境適合について-3

Shinsuke-Mineral-Plus

ある業者の方に「錦鯉を野池で何世代も飼育したら真鯉に戻る」と
言われたことがあります。
また別の業者の方に「水をきれいにすれば錦鯉は確実に綺麗になる」
とも聞きました。
この二つの事は何を意味するのだろうか?
「生きる」とういう観点から生命を考えればどんな環境になろう
とも子孫を残さなければならない。
そういったDNAが刷り込まれているのだろうか?

一度の産卵数が50~60万と言われています。
この中には「汚れた水でも生きて行けるタイプや綺麗でないと
生きて行けないタイプ」があると私は思います。
私が良く言う美人薄命。
そして「水をきれいにすれば錦鯉は確実に綺麗になる」
だから「孔雀と五色は別物」と考えたのです。

産卵時間も「産卵は葦や藻などの多い浅場で早朝に行われることが
多い」と言われています。
早朝は暗く他の魚やカニ、エビなどもまだ活動していない。
食べられる危険性も少ない。
浅場に産卵するのも溶存酸素量が多いし藻などに隠れる場所も多い。

これらも真鯉のDNAが感じて産卵時間や産卵場所を経験値に
入れながら進化したのではないのではなかろうか?

English Summary
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