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2020.12.04
雑学-3

2019-12-4 (9)

地球上の生命は海で誕生したと言われています。
「言われています」と書きましたがほぼ間違いない事です。
我々の先祖も元々は海の中で誕生した細胞が進化したものです。
簡単には理解しがたい事ですけどどうやら本当な事なのです。
海で生まれた生命のシステムは水をベースにしていることもうなずけられます。
当然錦鯉もそうです。

宇宙から見る地球は「青い惑星(ブループラネット)」
地球の表面は約70%が水に覆われています。
そしてその多くが海水です。
淡水は僅か2.5%しかありません。
そしてその多くが氷河で我々地上の生き物が利用できる水は僅か0.01%しかないのです。

この青い惑星で生まれて地上(空気中)で生活している生き物はこの水により
生かされています。
しかしこの貴重な水は湧き水のようにすべて綺麗なものではありません。
人間のエゴにより年々汚染されてきています。
錦鯉業界で行われている定期的な薬による消毒により錦鯉がダメージを受けているのと同じです。

雨に含まれる重金属が地上に振りやがて地下に溜まり地下水になります。
農薬もしかりです。
工場排水も一部は地下水になります。
見方を変えればアンモニア、亜硝酸塩を含んだ飼育水も池に劇薬を入れた状態と同じです。
目に見えないだけに定期的な水質検査は必要な事です。

しかし簡単な事ですけどこれが出来ていない人が余りにも多すぎます。
病気になる、エサを食べない、体をこする、肌が充血する、泳ぎが緩慢、色が褪せる、
艶が無くなる等多くがこのアンモニア、亜硝酸塩濃度に関係しています。
心配でしたら水質検査をしてください。

話は少し変わりますが、「旅先で生水を飲むとおなかの調子が悪くなる」とか言われ
ますが、腸内細菌が慣れ親しんだ水から旅先の水により死んでしまうからなのでしょう。
錦鯉も水が変われば免疫力が落ち病気になりやすいのと同じことです。

English Summary
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