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2024.01.12
高山病と錦鯉について

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サンセットと夜空の星空を見たくてハワイ島マウナケア山に行ってきました。
標高4,200mと富士山より高い山です。
かなり酸素が少なく高山病に罹りやすい環境と言えます。
標高2,800mで体を慣らすために30分休憩してから一気に4,200mに駆け上がります。
もちろん自動車で登りますけど。

標高2,800mで休憩を取る理由は体を酸素が少ない場所に慣らすためです。
この高さで酸素は地上の90%位だそうです。
標高4、200mでは酸素は地上の60%しかないそうです。
日本にいる時からこの情報は知っていたのですが、実際その酸素が薄い環境に立つと
私は軽い頭痛と脱力感に襲われました。
トイレに行くために20mの坂道を歩くのに3回休憩した次第です。

軽食でサンドイッチが出されたのですけど軽い頭痛と脱力感のために食べる気になりませんでした。
その時ふと頭に浮かんだのが、錦鯉の酸素不足とアンモニア、亜硝酸塩数値の上昇による
錦鯉体内で起こる現象の事でした。
相当に怖い思いをしていると思います。
ましてや飼育管理者が調子が悪いからと池に薬品を使用するなど最悪なことです。

確かに酸素不足は何となくイメージ出来ましたけどアンモニア、亜硝酸塩数値上昇環境も
同じように錦鯉は感じていることでしょう。
多分私の想像ではアンモニア、亜硝酸塩数値上昇環境のほうが更に厳しい環境であると思います。
改めて「生物ろ過」の重要性を身に染みて実体験をしました。
生物ロカ槽には必ず「バイオスポンジとバクトパワーの使用」を錦鯉のためによろしくお願いします!

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