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2023.01.06
Bacto Power 使用量と経費について

2017-2 (6)

一般ユーザーから方から下記のような質問がありました。
ユーザー「Bacto Power 10Kgの値段を教えてください。
それと使用方法も教えてください」
電話やメールで数多く問い合わせがありますのでまとめてみました。

質問に対する私の説明を下記に記します。
参考までにに実際に年間バクテリア経費を説明しておきます。
10kg入りBacto Powerは、小売価格¥65,000(税抜き価格)

¥65,000/10,000gですから¥6.5/1gになります。
使用量は飼育匹数、サイズ、ろ過槽の大きさ(泉水池に対して
小さいろ過槽なら多めにBacto Powerを使用してください)
給餌量、給餌回数、水温(夏場と冬場の水温により使用量は変化
します。夏場は少し多めに使用された方が良いです)
このように条件は各みなさんの飼育環境が違いますが、
ベースとなる1トンに5gで説明していきます。

2週間に1回使用したとして年間使用する経費を考えてみると
¥6.5/1g⇒¥32.5/5g/1トン
¥32.5×24回(年間使用回数・2週間に一度使用)=¥780(年間経費)
1トンに対して年間¥780掛かります。
もし1トンに10匹飼育しているとしたら¥78の経費で済みます。
1年間で1匹に対して¥78の経費しか掛かりません。

Bacto Power 500gでしたら小売価格¥4,000(税抜き)ですので
年間経費1トンにつき¥960
もし10匹飼育なら1匹あたり¥96になります。

実際に長年使用されている生産者からの情報を付け加えます。
「もしBacto Powerを使用しないと確実に病気になる確率が上がります。
生産者の方は薬品代も馬鹿になりませんし錦鯉を移動出来ないし何しろ販売出来ません。
病気の錦鯉のいる泉水池を海外のお客様に見せるのもブランドイメージを下げることになります。
病気がひどくなり死ぬものも出てきます。
病気が治るまでの精神的ストレスも相当なものです。
Bacto Powerを使用することにより成長も良いし色艶が良くなれば
これほどうれしい事はありません」

この生産者の泉水池においてはまず病気は出なくなったそうです。
年に1~2度気になるので並塩を使用するだけだそうです。
生産者の方は、こういった良い飼育管理でより良い錦鯉を飼育
出来るようになったことでブラン力も上がり販売も好調なのだと
思いますと言われていました。
更なる上を目指して行きますと言われていました。
最後にBacto Powerを使用する際には必ずバイオスポンジを生物ろ過
槽に使用してください。
併用しないと上記のような好結果は望めません。

飼育条件は様々あります。
1回の使用量を10g/トンにしている泉水池や15g/トン使用して
いる泉水池もあります。
水の透明度や水面に浮かぶ白い泡の出方により調整をしてください。
白い泡は水が汚れている証拠です(バクテリアが少なすぎる)
いわゆる水が粘った状態です。

English Summary
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