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- 2020.06.12
- ミトコンドリアと細胞について-1
弊社の昔のWebサイトを読み返していたら気になる文章を見つけました。
それが下記の文章です。
「色素細胞も骨細胞も同様に酵素を利用してミネラルと酸素を細胞に送り込むことは非常に大事なことです。」
この文章はオランダでセミナーを講演した際の内容です。
※2016.11.5 オランダ KOI SHOW セミナーについて-7
この文章の中にある『細胞』に目が留まりました。
細胞とは生き物の基本となるものです。
人間は約60兆個の細胞で出来上がっています。
では細胞とは何をしているのか簡単に説明していきます。
あまりピンと来ないかもしれませんが「細胞はタンパク質製造工場」なのです。
そうです内部に巨大な工場を持っているのです。
エネルギーを作り出す発電所。
それを使って身体の材料を作り出す製品工場。
そして出てきたゴミを処分する焼却炉。
たんぱく質を作り出し、送り出し、貯蔵、輸送、焼却炉、老廃物を排出などです。
私が良く説明している
たんぱく質⇒アミノ酸⇒アンモニア⇒亜硝酸⇒硝酸塩
ここでたんぱく質が分解されてアミノ酸になりますよね?
アミノ酸にはいろんな種類があります。
この一度バラバラにされたアミノ酸を細胞が吸収して細胞に合った新しいたんぱく質を作るのです。
すなわち心臓の細胞は、心臓に必要なタンパク質、脳は脳に必要なタンパク質しかつくりません。
そして細胞の中には「核」があり内部には有名な「DNA」が存在するのです。
DNAに記録されているのは、身体に必要なタンパク質をつくるためのアミノ酸の配列方法。
つまり、どのアミノ酸(全部で20種類ある)をどのように並べて、どんなタンパク質をつくるのかということだけなのです。
DNAのうち、このアミノ酸の配列情報が記録された部分を遺伝子といいます。
細胞が分裂する際にこのDNAもコピーされて新しい細胞に受け継がれます。
細胞について参考になるサイトを紹介しておきます。
※2019.05.17細胞について-1
2019.05.24細胞について-2