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2018.11.30
野池環境と泉水環境について-6

ミネラルプラス

5.野池周辺の木々の種類について
どんな種類の木々が良いのか?
全く分かりません。
「柿の木を植えたら良い」と生産業者の方から一度聞いたことがあります。
その真意は良くわかりません。

ただしこれだけは言えるのは「色んな種類の木があった方が良いと思います」
なぜなら色んな種類=ミネラルの種類が多い。
木々と言いましたが「葉っぱ」ですね!
それも広葉樹が良いです。
毎年大地から吸収したミネラルを枯葉となり大地に戻してくれるからです。

地面に落ちた落ち葉を地上のバクテリアが分解してミネラルを大地に戻してくれます。
まさしくミネラルの循環です。
ただし余りにも野池に接して樹木が多いと風などにより葉っぱが野池に落ちてきて水を汚す原因になります
(有機物増加)
そして野池に生息しているバクテリアにも負担になり有機物分解がスムーズに行かずヘドロが溜まり藻類の大量発生
につながります。
地域の気候や同じ地域でも土壌(ミネラル成分)や日照などの違いで落葉の時期は全く違って来ます。
タイ バンコク時代に熱帯魚などの輸出のビジネスをやっていましたが、タイ奥地から来る天然採集魚の色艶の
見事な事。
未だかつて見た事の無いような色艶で何か塗っているのかと思うぐらいの輝きを見せていました。
しかし地下水使用禁止で水道水使用のバンコク市内にある私のファームの水槽に入れると1週間もしないうちに輝きが
失せていくのです。
まさしくコーティングしていたものが剥がれたような感じです。
「これは紛れもなく粘膜だ。粘膜の質だ。関係しているのはミネラルだ」と思いました。

それから私の探究心がメラメラ湧いて来て翌日から2泊3日で田舎の河川におもむき様々な種類の落ち葉をトラック
にかき集めてファーム内で実験をしました。
単一の枯葉だったりミックスしたり組み合わせを変えて相当な日数実験を繰り返しました。
でも結局天然採集の熱帯魚の輝きは再現出来ませんでしたが、使用しないより色艶は良かったです。
多分「タンニン酸の量」と太陽光線と生エサが大きな問題点でありその他様々な要因もある事が分かったのですが
解明まで行きつきませんでした。
しかしこの実験を行ったおかげで「アーモンドの葉(通称熱帯魚業界ではマジックリーフ)」が爆発的に輸出
出来ました。
その後錦鯉ビジネスに携われることになって「ミネラルプラス」や「酵素製品のEnzyme Strong(エンザイム ストロン
グ)」の商品開発に非常に役立ちました。

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